
宅建の試験直前1ヶ月のラストスパートでやったことをバラします
【宅地建物取引士】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 8ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 転職(求職中)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
その際、宅建資格があることを知っていたので、少しでも知識がつけばと思い勉強してみようということで始めました。動機としては私的なことで、仕事とは全く関係がありませんでした。
ただ、今後更に上級資格である行政書士や簿記1級を取ろうと決めていたので、宅建に合格できないようであればそれらを目指すのはやめようとも考えていました。
勉強前の試験科目の基礎知識について宅建業法、法令上の制限、税その他については全くのゼロから、権利関係については公務員試験やビジネス実務法務検定2級に合格していたので、多少は知識としてもっている状態でした。
実際に勉強を始めてみて
①宅建業法
4科目の中では一番とっつきやすい科目でした。実際の実務にも関わる内容でもあり、一番興味もわき楽しく勉強できました。
直前期の模試等では14~16点でそれ以上得点が伸びなかったのですが、直前期に特に免許基準、35条、37条等を重点的に復習した結果、本試験では今までとったことのない19点を取ることができました。
②法令上の制限
最後まで一番苦手意識がある科目でした。都市計画法は特にイメージがつかみにくく、難しく感じました。建築基準法もボリュームがある割に2点しか配点がないので、時間対効果を意識しました。
それよりも他の国土法や農地法などに力を注ぎ、そこで得点できるように意識しました。本試験では5点でした。
③税・その他
税については、やや苦手意識がありましたが、5点免除科目でなんとか点をとろうと意識しました。時間切れで対策が間に合わない受験生が多いと本で読んだことがあったので、早めにひととおりの勉強をするよう心がけました。
統計も直前期は何度もテキストを見直しました。本試験では7点でした。
④権利関係
権利関係は他の試験で多少勉強していたので、ある程度の自信はあったつもりでしたが、やはり先生が仰るとおり難しかったです。勉強方法としては深入りせず、全範囲の基本論点のみ回答できるような状態でした。
それでも本試験では6点しか取れませんでした。通常の勉強方法会社までの通勤電車が片道1時間10分あるので、主な勉強時間は電車の中でした。
具体的にはiPadで講義を聞いたり、過去問をやっていました。直前期の勉強方法直前1ヶ月は家族にも協力してもらい、勉強に専念させてもらいました。この1ヶ月のラストスパートのおかげで合格したと強く感じています。
直前期も通常期の勉強のままだったら、おそらく合格していなかったと思います。やはり直前期は大切だと身をもって感じました。
本試験当日前日まで特に緊張はしていなかったのですが、当日は震えるくらい緊張したのを覚えています。やはり本番というのは独特の緊張感があると感じました。
このような状態で合格点をとらなくてはならないのだと本番になってわかりました。普段からこの緊張状態の中で勉強していれば更によかったのではと思います。試験後について無事に合格できてホッとしています。
私の場合、仕事には全く関係ありませんが、何より自分自身に自信がついたし、今後の行政書士や簿記1級試験に弾みをつけたいと思っております。
フォーサイトの教材等には大変お世話になりました。この体験記が少しでもどなたかの役に立てば幸いです。ありがとうございました。