
宅建の試験まで110日!1日3時間を自分のノルマに
【宅地建物取引士】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
宅建の試験を受けようと思ったのは6月末のことでした。調べてみると、試験は年に1回しか実施されず、残り3か月余り。あきらめて来年にしようかという考えも頭の中をよぎりましたが、会社で部下に受験を推奨したこともあって、今年何としても合格しようと腹をくくりました。
フォーサイトに決めたのは、平日は仕事、休日は家族との時間が多くを占めるので、予備校に通うのは難しいと感じたことや、カラフルでわかりやすそうなテキストに魅かれたためです。予備校に通うより費用が安いことも魅力でした。
教材は申し込んですぐに届きました。手にしたのは会社から帰った午後10時頃でしたが、今思うと、その日のうちに箱を開けて教材に触れたことが良かったと思います。
その夜は受講ガイドと宅建に関するマンガを読んだだけでしたが、初日から自然な形で準備に入ることができました。
試験前1週間がとても大切な1週間だったことを思い返すと、箱を開けずに1週間、10日、と無駄な日々を過ごしていたらどうなっていたか・・と背筋が寒くなります。
合格者の声を読むと、「最低でも300時間以上の勉強が必要」とありました。
試験までちょうど110日。1日3時間をどう作り出すかが自分にとってのポイントだと思い、窪田先生の助言に従って、細切れ時間を生かすようにしました。
片道30分の通勤電車の中と、少し早く出社して始業時間までの1時間も確保するようにしました。あとは帰宅してから頑張り、休日はもう少し時間を取るようにしました。
細切れ時間を生かす中で感じたのは、フォーサイトの教材は、スマホがあれば電車の中でも会社でも、喫茶店でもテキストを見たり、講座を聞いたりすることができて本当によくできているということです。
最初は1.5倍速の動画に驚きましたが、慣れるととても時短になりました。道場破りは全問題を7回ずつ解きました。
講義は7月中に聞き終え、8月からは過去問に取り掛かりました。
大学は法学部でなかったので、民法に力を入れ、9月の模試では手ごたえも感じましたが、逆に宅建業法で取りこぼしていることが多いことに気づき、ラスト1か月はテキストなどで基本に立ち返って確実に点が取れるようにしました。
結局、過去問は3周半(ラストは間違った問題のみ)解き、十分とは言えないながらも、最後の1か月で急速に力がついたことを実感しました。
問題がA~Dまでランク分けしてあって、必ず解けるようにならないといけない問題と、捨ててもいい問題のレベル感がわかったことはとても参考になりましたし、ノートの各ページに解いた問題の累計数を記入する欄があって、1000、1500・・・と増えていったことも、自信につながりました。
窪田先生のコラムや動画は、先生の熱い思いが伝わってきて、試験当日まで心の支えになりました。
試験の結果は宅建業法が16点、民法などそれ以外の分野で22点を取ることができて計38点に。試験が終わった今、集中して勉強に取り組み、合格という結果を出せたことに大きな達成感を感じています。
これも、よき教材に巡り合えたからこそだと感謝しています。