
4月からの宅建のテキストと過去問の使い方を書いていこう
【宅地建物取引士】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 6ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
独学で勉強し、受からなかった場合、また1年後の受験になってしまうなと考え、通信講座を検討した上、必要な勉強時間をネットで検索し、4月からゆっくり勉強すれば合格できるなと考えました。
フォーサイトのサンプル教材の請求をしてみて、これならできると思い申し込みをしました。教材が届いた日から勉強を始めました。4月中旬頃でした。
不動産が好きで、ネットでよく物件の検索をしたりしていましたが、用語や言葉の意味がわからなかったりしたので、勉強をして新しい知識を得ること自体が楽しみでした。たくさんの教材とキットが届きましたが、まずは、「新米宅建取引士」のマンガから読みました。
そして、次に、テキストの講義DVDを見ました。過去問は早めにはじめたほうがよいとのことだったので、テキストの講義DVDを1回見る→過去問DVDを見る→演習ノートを使い過去問を実際にやってみる、という流れで勉強をはじめました。
テキストの講義DVDを1回しか見ていなかったので、もちろん過去問の採点をしてもボロボロ。間違っていた問題をなぜ間違ったか、の確認をしっかりしました。めげずに、その流れで4月は「宅建業法」、5月は「法令上の制限」、6月は「その他の法令」、7月は「権利関係」を進めました。
但し、5月は「法令上の制限」の勉強だけではなく、「宅建業法」の過去問も行い、6月は「その他の法令」だけではなく、「宅建業法」と「法令上の制限」の過去問をやるというように、勉強した分野を忘れないように、復習もかねて過去問は必ず解きました。
今思えば、月ごとにわけずに、すべての分野のテキストを一通り読めばよかったかなと思います。平日は仕事が終わり、家事を済ませてから、勉強開始できるのが、夜10時頃だったので、そこから1時間~1時間半勉強をしました。
また、平日のお昼休憩時に30分、道場破りで先生の講義を聞くなどし、少しでも細切れの時間を使うようにしました。また、土日は朝9時頃から夕方4時頃まで、5~6時間は勉強するようにしました。
7月下旬になり、「権利関係」の勉強をしていましたが、1か月間で終わらないほどのボリュームがあり、難しく、涙が出てくるのを必死にこらえながら過去問を解きました。
8月は「権利関係」の続きと、総復習をしましたが、自分で思ったよりも、細かい箇所まで暗記できていないなと気づきました。電車などでの移動中は常に「道場破り」を使い、先生のテキスト講義を何回も何回も聞きました。
そして、9月に再現問題集を解いたところ、目標の38点に2点足りず、36点。4月から1日も欠かさず、毎日毎日勉強をコツコツしてきたので、点数は高得点のはずだーと思っていたので、とてもショックで泣きじゃくりました。
今年はもしかしたら合格できないかも、、という思いが巡りました。家族の「大丈夫!あと2点でしょ?まだ1か月あるからできるよ!頑張って!」という言葉に励まされ、間違った問題を見直し、覚えていない暗記箇所をもう一度覚えようと頑張りました。
平日は相変わらず勉強時間を増やすことができませんでしたが、休日は9時間以上勉強するようにしました。過去問を1日で約700問解いた休日もありました。
「絶対に合格する!」「毎日毎日コツコツ勉強してきたのだから、たとえ合格率が10数パーセントであっても、私は合格する!」「私が合格しなかったら、誰も合格しない!」と自分に毎日言い聞かせ、口にも出して言いました。
家族には、「こないだは泣いていたのに、すごい自信やな。笑」とあきれられましたが。。
9月下旬になり、模試をしたところ、39点!それでもやはり勉強すればするほど不安になり「当日試験会場に行くだけで、合格する!」と自分に言い聞かせました。
絶対に合格し、合格体験記を書く!!と思いながら、試験の日まで、「択一対策編」も使い、試験前々日には有給休暇を取り、しっかり復習と暗記の確認をしました。試験日当日。10時半頃会場に到着し、試験教室が開くまで、テキストの見直しをしました。
周りを見ると、書き込みをたくさんしてマーカーで線を引いた参考書を見ている人がたくさんいました。フォーサイトのテキストは書き込みをする必要がないほどのわかりやすさとカラフルさで、「当たり前のように使っていたけど、こんなカラフルでわかりやすいテキストはないなぁ。」とあらためて思いました。感謝の気持ちがこみあげてきて、泣きそうになりました。
試験問題が配られ、試験開始までの時間は永遠のように感じました。4月から毎日毎日勉強してきて、その結果が出るんだなあと思うとまた涙が出そうになりました。
焦らず、1つずつ解き、時間が余ったので、マーク間違いがないかを確認しました。試験終了の合図が鳴り、「やっと終わったあ!」と思いました。半年以上の長い長い勉強時間でした。
家に帰り、ドキドキしながらの自己採点。なんと、45点!!涙を流し、家族と抱き合って喜びました。休みの日も朝から晩までずっと勉強の日々、その努力が報われた瞬間でした。
合格するには、やはり家族の協力と、どんな時でもめげない気持ち、そして少しずつの努力です。これから受験する方へ。自分とフォーサイトを信じ、頑張って下さい。コツコツが勝つコツです!