宅建は勉強をさぼらなければ試験1ヶ月前からぐんぐん伸びますよ

【宅地建物取引士】 2017年(平成29年度)合格
勉強期間
6ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
自営業・会社経営
年代
30代
性別
男性
私は、小さな税理士事務所の税理士です。今回初めて宅建試験を受け、運良く1回の受験で合格できました。

宅建受験の動機は、顧問先に不動産会社があった事です。不動産の知識を更に深め、出来れば宅建資格を持っている方が望ましいと考えたからです。

また、取引先の銀行や保険会社の方、普段は不動産業とは無縁の業種の個人の顧問先の方も、宅建資格を持っていた事も刺激になりました。

実は10年前にも興味を持ち、書店で不動産会社の顧問先に勧められた厚い参考書を1冊購入し独学を試みたのですが、すぐに挫折し、受験に至らなかった経緯があります。

今回、フォーサイトのサンプル教材を取り寄せ、まず表紙のきれいなテキストが気に入りました。表紙がきれいでリフレッシュできるだけでなく、内容もイラストが充実して平易に書かれていて分かりやすく、DVDの窪田先生の講義を見て、何となく今回はいけそうだと直感しました。

価格がお手頃だったのも決め手でした。6月半ばに口座申込をして勉強を始めましたが、順調に勉強が進んでいたわけではなく、7月頃全く勉強しなかった時期が1週間以上ありました。

もともと学習計画を立てるのが得意ではなく、計画通り実行出来なかった時のストレスを考えると、最初から立てない方が良いと考えるような人間なので、案の定なのですが、合格した今、やって良かったと強く思うのは次の2点です。

1.過去問問題集を繰り返す事。

窪田先生は最低3回と仰っていましたが、3回やりました。

2.模擬試験は試験2カ月前から取り組んだ事。

これも窪田先生が仰っていたことですが、出来なくてもとにかくやってみることが本当に大事だと思いました。

模擬試験も最初の1回目は27点、2回目は29点で、正直今回は受かりそうにないと思いました。最後の模擬試験も32点でしたので、とうとう、合格ラインを超えることはありませんでした。

予備知識が殆どなかった法令上の制限が特に苦手でした。勉強場所は専ら自宅以外でした。自営業なので、平日は職員が帰った後や土日の仕事の合間に職場の机で勉強しました。

また、休日に行けるときは図書館に行ったり、移動時間の車の中でCDを聞いたりしました。道場破りの確認テストもゲーム感覚で取り組めて楽しかったです。

次に、勉強時間の確保ですが、私の場合、自営業なので仕事があるのは有り難い話ですが、やはり勉強時間の捻出には工夫が必要でした。要は集中力の勝負だと実感しております。

とはいっても人間なので常に集中している訳ではないのですが、出来るだけ勉強の間は集中するよう心がけました。

また、窪田先生の「頑張ってください!」という講義の締め言葉も大変励みになりました。家庭内の話をすると、子供が大学2年、中学2年とだいぶ手がかからなくなった時期だったことも良いタイミングでした。気づかないところで、家族も協力してくれていたと思います。

勉強を続けていれば、試験1カ月前から試験直前まで飛躍的に実力が上がるというのは本当です。宅建合格は私にとって新たな自信となりました。諦めなくて本当に良かったです。

窪田先生をはじめフォーサイトのスタッフの皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

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