宅建の学習が遅れたので、最後まで時間との戦いが続くことに

性別女性
年代30代
試験年度2017年(29年度)
エリア福岡県
勉強時間600時間
勉強期間6ヶ月間
職業正社員(サラリーマン),転職(求職中)
受験回数2回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
40才、節目の年迎え、自分の興味のあることを仕事したいと思い、自動車関係から全くの異業種である不動産業界へ転職をしたいと思い、宅建を取ろうと決意したのが6月下旬です。申し込んだのが7月中旬です。

「今年はまず試験に慣れよう」というつもりで、独学での勉強を考えていましたが、どうせ受けるなら真剣にと思い、教材選びを始めました。

仕事をしながら効率的にやる為にはと考え通信講座を検討しました。その中でフォーサイトの講座を選んだ理由は、資料請求して、テキストの内容とDVDを視聴してわかりやすいと思ったからです。

3カ月前、焦りしかありませんでしたが、自動でスケジュールが立てられるため、そのに沿って、学習を始めましたが思うように進まず、7月下旬には沖縄へ1週間家族旅行へ行ったため、全く学習できず、大幅に遅れてしまいました。再度、スケジュールを立て直し、8月から本腰を入れて学習を開始しました。

8月上旬は、1回目の講義DVDの通し学習とチェックテスト。理解できない所も多いし、理解出来てもほとんど忘れてしまう。

8月中旬は、2回目の講義CD通し学習と確認テスト。ようやく流れがつかめるようになってきたが、まだ暗記や、ややこしいところは理解できず。

同時に宅建業法から過去問に着手し始めました。8月下旬までに権利関係までの過去問が1回できました。9月上旬からは、通勤時間もDVDを流し、基本的なことは理解し、暗記中心の学習を意識しました。

9月中旬は、平成28年度の再現問題を図書館で行いました。2時間30分程度要してしまい、不安で質問をしました。過去問を繰り返し演習することをアドバイス頂きました。そこからは、時間を意識して問題を解くようにしました。

9月下旬は、バリューセットに含まれる模擬試験を行い、30点。全体的に底上げが必要なことがわかり窪田先生からは、択一対策編で、問題文を早く正確に解く訓練をアドバイス頂きました。10月に入り、暗記を強化。択一対策編、過去問中心に学習しました。

10月1週目は、弱点を洗い出しエクセルに貼り付け、毎日、持ち歩き時間があるときに暗記するようにしました。

追加で模擬試験を注文し、基礎レベル編を実施するも31点。あきらめず、苦手部分を中心にひたすら暗記しました。10月2週目は、道場破りの過去問を繰り返し繰り返し解きました。本番1週間前に模擬試験を受けるも30点。


時間を意識するあまりマークミスを連発。理解しているのにできなかった問題が7問ありました。ただ、その部分を抑えることができれば合格できるかもと、前向きに捉え、オリジナルのノートを信じ、学習しました。

試験前日、早めに寝ましたが、あまり寝れませんでした。当日は、やはり緊張しましたが、とにかくリラックスできるように努めました。合格必勝編に書かれていることをしっかり実践しました。模擬試験の時と同じように50問目から解いていきました。

半分ぐらいまでは順調に解いていくことができましたが、「法令上の制限」でつまずき、途中で完全に集中力が切れてしまいました。少しパニックになり、なんとか落ち着くためにトイレに行って気分転換をしました。振り返ると初めから気合れて飛ばしすぎました。

席に戻ってからは、時間と精神力の勝負でした。権利関係にたどり着けたのが残り30分でした。まずいと思い、ここまでの解答でマークミスがないか一旦確認しました。

最後の最後まで時間を使いなんとか50問をやり遂げることができました。本当にギリギリのところで全力を出し切りました。ただ、権利関係はマークミスの確認できませんでした。

手ごたえは、あまりありませんでした。ただ、終わった後は、結果はどうあれ、奥さんと三人の子供への感謝をしっかりと伝えたいと思いました。本当に家族の理解、協力なしでは、絶対にできないことでした。

夕方には、解答速報が発表され始め、採点してみると、なんと37点でした。あとは、もうマークミスがないことを祈るのみでした。

業法は完壁を目指し、法令上、その他は75%、民法は半分でいいと思い、民法は手をつけないところもいっぱいありました。それでも9点取れたのは、重点を絞り、民法を解く際の思考の流れを、先生とテキストから学んだからだと思います。

フォーサイトを信じて取り組み本当に良かったです。最後まで合格できる自信はありませんでしたが、「あきらめたらそこで終わる」という言葉を何度も呪文のように唱え、絶対に合格するという意志を持ち続けたことが合格の最大の要因だったと思います。

とにかく絶対に合格するという強い気持ちを最後まで持ち続け、自分を信じることが大切だと思いました。
窪田先生、本当にありがとうございました。
9おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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