フォーサイトならスマホだけでも宅建をすごく学習できた!

性別男性
年代30代
試験年度2017年(29年度)
エリア愛知県
勉強時間1000時間
勉強期間10ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
受験回数5回目
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
現在、製造業で技術系の仕事をしていますが、親族が不動産関連の仕事をしており、「いつかは、宅建にチャレンジしたい。」と考えていました。

嫁は既に取得しており、「過去問をやれば大丈夫。」と私の背中を押してくれました。ネットでは「短期間でも合格できる!」「独学でも合格できる!」などの体験記もあり、3月に本屋で市販のテキストを購入しました。

しかし、現在の仕事とは異なる業界の用語に慣れず、テキストの内容が頭の中に入ってこないことから、独学では難しいかもと思い、他の勉強方法に切り替えることにしました。今となっては、この判断は正しかったのだと思います。

私は朝5時に起きて、2時間かけて通勤しており、帰宅は10時頃。資格予備校に通うことは難しいこともあり、通信教育での学習に切り替えました。ネットで検索するとフォーサイトの口コミや価格面に惹かれるものがあり、4月より受講をスタートしました。

市販のテキストや問題集だと、辞書のような分厚い書籍だと、毎日持ち歩くのは苦痛ですが、フォーサイトのテキストや問題集は分野別になっており、ビジネスバックに入れても重すぎず、カラーで重要なポイントもわかりやすい構成になっていました。

また、スマホには専用学習アプリ「道場破り」をインストールして、スケジュール管理から、講義の視聴、確認テストなども行えました。学習を進めていくうちに、通勤時間の電車で講義を視聴し、帰宅前にカフェで問題集を解く習慣が出来ていました。

特に「道場破り」は大活躍でした。

あらかじめ家で講義をダウンロードして、通勤の電車で視聴し、徒歩でも音声だけ聞いていました。はじめはテキストを開きながら視聴していましたが、画面にテキストの内容と解説箇所のポイントなどがマーキングされるので、スマホの画面だけでも、十分学習できました。

徒歩の時は音声の解説を聞くだけでも、用語や考え方を学習できます。とにかく、机でじっくり学習する時間が多く確保できないことから、自分はインプットの学習は移動時間に行いました。

一方、アウトプットは紙媒体の問題集で行いました。宅建は4択形式の問題なのですが、フォーサイトでは、問題集と合わせた専用のノートが付属しており、4択形式の学習がし易いフォームがあらかじめ印刷されています。

私の場合、問題を解くときは書かないと考えがまとまらないので、問題集とノートを活用して、手を動かして学習しました。どちらも日付と正解・不正解を記入できるようになっています。問題集を何周かすると、正解率が上がっていくのがわかることが、自分の自信にも繋がりました。

全てがスケジュール通りとはいきませんでしたが、毎日少しずつ学習を進めてきて、2か月前にフォーサイトの模擬試験を行いました。

基礎レベル1回目:31点(合格ライン目安40点)、本試験レベル2回目29点(合格ライン目安35点合格)。不得意分野を中心に、出張の移動中でも、スマホで講義を視聴し、問題集を解いていました。

1か月前になり、ようやく30点台前半。2週間前、基礎レベル:38点、本試験レベル:32点。あと2,3点が取れないことから、焦りと不安で押しつぶされそうでした。

私には1歳と3歳の子供がいて、土日は夕方以降しか勉強ができません。昼間、家族と過ごしていても、時間が過ぎていく中で焦りと不安でいっぱいでした。

そんな中、「道場破り」の質問箱から、現在の得点状況などから、打開策を相談させてもらいました。通信教育なので、どこまで具体的な回答がくるのか不安でしたが、窪田先生より「現在の得点状況からすると・・・××分野の○○箇所をやってください。」と具体的なアドバイスをもらいました。

「絶対に諦めない。」

この宅建の学習を始めるときに自分で決めました。勿論、「絶対に合格する。」というのが目標であるべきなのですが、自分で選んだこのチャレンジで失敗した姿は見られても構わないが、諦めた姿は見せられないと思っていました。

しかし、宅建は簡単ではありませんでした。何度も弱音を吐きましたし、自分の限界を感じました。しかし、最後まで諦めなかったのは、家族の理解と支え、窪田先生のアドバイスがあったからこそだと思います。

今となっては笑い話ですが、前日に長男が抱き着いてきたときに、ぎっくり腰になり、まともに椅子に座れない状態で試験を受けました。「今まで頑張ってきたのに、なんでベストな状態で受験できないのだ。」と自分が情けなくなりました。

でも、諦めたくない。この一心で受験しました。

結果、過去最高得点(特に宅建業法は20点中、19点)で合格することが出来ました。自己採点の夜に少しだけ男泣きしました。

合格したら自分にご褒美を考えていましたが、先ずは半年間、支えてくれた家族、特に嫁に感謝のプレゼントを買おうと思っています。子供の面倒を見てくれて、応援してくれて感謝しています。

それから、質問箱で丁寧なアドバイスをしていただいたフォーサイト、窪田先生に感謝しています。ありがとうございました。
1おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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