
宅建は過去問題の法則に気が付くことで合格できるよ
【宅地建物取引士】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 7ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 自営業・会社経営
- 年代
- 50代
- 性別
- 男性
老後資金に漠然とした不安を抱え貴フォーサイトのFPの講座と出会い運良く一回目の受験で合格。その勢いを借りて宅建試験にチャレンジし、またまた奇跡的に一発合格。
冒頭で述べましたが、私の物覚え能力は人並み程度か、もしくはやや劣るくらいのものです。じゃ、何故、この私が合格を勝ち取る事ができたのでしょうか。
その答えは簡単です。
1、フォーサイトを信じて
2、自分を信じて
3、合格する事を何の疑いも迷いもなく信じて
てな、ところからのスタートです。
15%の合格率は特別に低いものではないよう感じました。100人受験をして15人も合格するのです。いけるような気がしました。
さて、学習開始です。
まずは、窪田先生の講義を見ました。聞きました。当然のことながら全く理解できませんでした。でも何故か気になりませんでした。
窪田先生が最初に言ってみえた事を私なりに守ったからです。
とにかく進む。分からなくても前に前に。
聞き始めは、宅建士の講義なのか、お経を聞いているのか、それともフランス語を習っていているのか、判断できないくらいのレベルです。ある意味、ただの音声です。
ただ、2回聞けば宅建士の講義である事くらいは理解できました。大した手間ではないです。最後まで通しで聞き続けました。まぁ、聞くだけですから簡単です。2ヶ月ほど要しました。
何かを「理解した」と言う感覚は正直ありませんでしたが、「不動産」、「業法」、「民法」等々の文字を見たり聞いたりすると頭の中が少しだけ暖かくなるようになりました。まぁ、その程度でした。
次に過去問題を解き始めました。予想どおり不正解ばかりです。4択にもかかわらず正解率は20%以下。
ここで感じました。勘に頼っても25%正解できるものが80%以上の不正解とは「ちゃんと考えとる。だから間違えたんや。」なんと素晴らしい。多大な伸びる可能性を発見できました。
その日から毎日、必ず毎日勉強しました。なんて書くと偉そうですが、これもたいした事ありません。忙しい日、体調の優れない日、気分の乗らない日があるものです。
でも大丈夫。そんな日の勉強時間は1秒。チラ見するだけ。十分です。ただ、勉強時間0秒の日は作りませんでした。
とにかく継続して過去問題を解く→
間違える→
テキストを見直す→
過去問題を解く
の繰り返し。
そうすると、ある法則に気づきました。
「過去問題は似たような(全く同じ)問題が何度も繰り返されて出題されている。」という事は問題を「解くこと」と同時に問題に「慣れること」が求められている試験なんだと。
過去問題に対しての正解を導くのではなく、過去問題の問い方の傾向を探ることが重要であると分かったのです。言葉ではなく肌で感じ取る感覚が必要です。
あとは、「合格する」か「あきらめるか」の2択です。
具体的な内容を記載せずに恐縮ですが、新しい知識を得るのは結構楽しいことです。
「学問に王道あり」楽しむことです。受験生の皆さん楽しんでください。