宅建は初めて!でも1年間でマン管・管業のトリプル受験
【宅地建物取引士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 公務員
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
昨年夏に、片道2時間以上かかる部署への異動が決まり、通勤時間中に今後の人生の幅を広げることを見据えた資格取得のための勉強をしようと思い立ちました。
宅建試験を選んだのは、①妻が宅建試験の合格者であったこと、②これまで引っ越しなどに伴い不動産業者に数多く物件を仲介してもらった経験があり、その中で宅建士の仕事に興味を持ったこと、③宅建は資格取得の登竜門的な位置づけにあり、また民法の勉強を一度体系的にしてみたいと思っていたこと、がきっかけでした。
2.勉強方法・スケジュール
(1)勉強方法
基本的には、すべての試験について、科目ごとにフォーサイトの①講義の視聴、②テキストでの復習の順番で行い、全科目の学習が終了した後に③フォーサイトの過去問集を解いて過去問演習を実施し、最後に④自分の実力や定着していない知識を把握するため、過去10年超分の実際の過去問を通しで解くという順番で行いました(時間配分の感覚もつかめるよう、何年分かは時間を計って実施しました。)。
過去問演習に入った後も、道場破りを活用して、通勤時間などで講義やテキストの復習を何度も行いました。
(2)勉強スケジュール
マンション管理士試験と管理業務主任者試験は学習内容が基本的に重複するので、宅建試験の勉強する時期とマンション管理士・管理業務主任者試験の勉強する時期に分けて勉強しました。
具体的には、①昨年10月~12月には、宅建試験について。フォーサイトの講義視聴、テキストでの復習、過去問集での演習、②本年1~3月には、マンション管理士・管理業務主任者について、フォーサイトの講義視聴、テキストでの復習、過去問集での演習、③本年4月には、宅建について講義視聴・テキストによる復習と併せて、1回目に正答できなかった問を中心に2回目の過去問集での演習、④本年5月~8月には(この間2か月近く入院)、マンション管理士・管理業務主任者試験について、講義視聴・テキストによる復習と併せて、1回目に難しいと感じた問を中心に2回目の過去問集での演習、⑤本年9月~宅建試験までには、宅建の過去10年超分の実際の過去問を1年分ごとに通しで解く、⑥宅建試験~マンション管理士・管理業務主任者試験までには、マンション管理士・管理業務主任者試験の過去10年超分の実際の過去問を1年分ごとに通しで解く、という順番で学習しました。
3.フォーサイトを利用した感想
(1)フォーサイトの教材の良かった点
私の場合、通勤時間を利用しての学習が多かったので、道場破りは本当に役に立ちました。
重いテキストを持つ必要もありませんし、スマホで、満員電車の中でも、ちょっとした短い時間でも、勉強できるため、学習時間の確保にかなり役立ったと思います。
また、テキストの内容も、必要な知識がコンパクトにまとめられ、カラーで重要なポイントが分かりやすく編集されており、効率的・効果的な学習に役だったと思います。
(2)フォーサイト以外に利用した教材
宅建試験に関して言えば、民法の理解を広げるため、市販の資格試験用の民法のテキストを購入したくらいで、それ以外に特に必要性は感じませんでした。
4.おわりに
私の場合は、不動産関係の知識・経験は特になく、法学部出身者でもなかったため、一からのスタートでしたが、フォーサイトの教材で効率的・効果的な学習ができたおかげで、自信を持って試験に臨むことができました。
宅建試験は、きちんと勉強すれば、初学者でも比較的短い期間で合格することが不可能ではない資格だと思いますので、関心のある方は臆せずチャレンジしてほしいと思います。
また、試験勉強中に支えてくれた家族に感謝したいと思います。
【注:個人が特定される形で本体験記を使用される場合には別途ご相談いただければと思います。なお、自己採点ではマンション管理士試験・管理業務主任者試験も合格圏内です。】