
宅建の勉強は妊娠中・育児中でもできる!合格できたので就活します
【宅地建物取引士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 11ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 無職
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
宅建という言葉は聞いたことがあるくらいで、『カルテット』というドラマの登場人物が宅建の資格をとるために勉強していたのを見て興味を持ちました。
・育児が終わったあとの就職を考え資格取得を目指す
それからすぐ勉強を始めたわけではなく、その後妊娠、退職、出産を経て、娘が2歳になる頃から次に仕事を始めるにあたって何か資格を取りたいなと勉強を始めました。ちなみに前職は全く異業種で、大学も農学部系だったためゼロからのスタートです。もっと簡単な資格も考えましたが、難しい方がやる気が出るし、わざわざお金をかけるのだからちゃんと勉強しなければ…と自分にプレッシャーをかけるつもりでもありました。勉強期間は約1年ですが、すぐに第二子を妊娠したため悪阻などで初めはあまり時間が取れず、1ヶ月テキストを開かないこともざらでした。
・6月頃から本気に
毎日少しずつでも過去問をやろうと思い、娘が昼寝をしている間や、主人が休みの日に2時間ほどまとめて勉強をし始めたのが6月頃からでした。それから第二子出産のため里帰りをし、娘が7月から保育園に行くようになりました。保育園の間は家や図書館でまとめて勉強をしました。出産予定日が8月初めだったため、産後約2ヶ月で試験を受けるのはさすがにしんどいかなと迷いましたが、今年は雰囲気を知るだけでも一応受験してみようと思い、ダメ元で受験申込みをしました。
・出産、産後の勉強
出産の入院中はさすがに体を休めたかったので、単語カードを1日に2、3枚ペラペラめくるだけでした。第二子だったこともあり産後も割と元気だったため、退院後1週間ほどで勉強を再開しました。新生児をお世話しながらでしたので、勉強できない日もありましたが、1日1問でも解こうという気持ちは持っていました。
・トータルで何をしたか
権利関係以外はテキストを2度通しました。1度めはDVDをひたすら見ながらテキストを読むだけで、権利関係と2度めはDVDを止めつつテキストに線を引いたり分からない箇所を調べながら進めました。過去問は2回通し+間違えた問題のみ1回解きました。別冊でノートを作り、間違えたりうろ覚えの箇所を書き出して、時間のある時に見返していました。他には授乳中に携帯でアプリの道場破りを活用したり、後から送ってくれる追加の教材をきちんとこなしました。
・試験1週間前までは自信ゼロでした
なかなか時間が取れず、試験の1週間前に実際の試験を想定して前年の試験問題を解きました。結果は30点で、まぁこんなもんかと思い、今年は記念受験かなと考えたりしていました。しかし諦めるのは嫌だったので、間違えた箇所を復習し自作ノートを見直し、その二日後に予想試験問題を解いた結果、35点を取ることができました。ここで少し自信がつき、当日までできることをやろうと苦手な箇所を重点的に復習しました。本番は自己採点で37点でしたが、ギリギリ合格することができ、本当に諦めずに勉強して良かったです。
・もっとこうすれば良かったと思うところ
本番を想定した前年の試験問題を、もっと早く解いていれば良かったです。そこからが本気の中の本気を出せたので、もっと早くから濃い勉強ができていれば良かったなと思います。
・勉強する上で大事なこと
講義の中で何度も出てきましたが、過去問をこなすこと、内容を素直に聞く心、最後まで諦めないことだと思います。過去問で間違えた箇所はその理由を理解するようにすると、違う文面で問題が出ても応用がききます。また試験にはフォーサイトのテキストに無い内容も出ることはあると思いますが、それらを網羅するよりもテキストを信じて確実に点数を取りに行く方が良いと思います。私のように本試験前1週間で点数がグッと上がることもあるので、本当に最後まで諦めず勉強した方がいいです。
・合格して
家族の協力もありこの試験に合格することができ、自信がついたし自分の未来に希望が持てました。育児が落ち着いて就職活動をするのが今から楽しみです。