
宅建を2か月の最短で合格!時間がない分頭に叩き込む作業を
【宅地建物取引士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
と、結果だけ言えばとても素晴らしく聞こえる、じつはギリギリのお話をさせて下さい。
なぜなら、試験当日の午前中に初めて手を付けた模擬テストの結果は、32点(自己採点)だったのです…。
■始まり
口座の申し込みは早く、前年9月でした。教材が届き即開封、内容を確認、付属のマンガや入門編を読み、ここまでは順調。しかし、試験に合格しただけでは免許が取れないという事実に気付き、一気に戦意喪失してしまいました。
悩みましたが、もう教材は買ってしまったし、「合格」は有効期限がないということなので、何とか気を持ち直し………そのまま放置(!)。試験はまだ1年先、という油断です。
勉強しないと、という気持ちばかりで手を付けず、そのまま暦は進み続けました。
■途中経過
7月、試験の申し込みは忘れていませんでした。勉強しなければ、という気持ちも忘れていないはずですが、サボり続けたまま時間は流れて、いつのまにか8月。結局DVDをPCにセットしたのは8月の下旬。試験から2ヵ月少々前でした。
DVDに表記されている収録時間から勉強のペースを段取り、いざ始めたものの、誤算は聞いているだけで覚えられるはずがない、ということでした。章ごとに視聴を止めてテキストを読み込み、練習問題を解き、DVDとテキストでの学習を一通り終えるまでに想定の倍の時間がかかりました。
問題集に手を付けたのは9月半ば、始めてすぐに、実際の問題が全然解けないことに愕然としました。聞いた気はするけど覚えていない、意味を理解していない…。
しかし、あの問題集は素晴らしいです。過去問題をテキストの章立てと合わせて集めてあるので、解く、答え合わせする、テキストに戻って意味を頭に叩き込む、一連の作業がとても効率よく進みました。時間がないので、後戻りはせず、後戻りしない分、徹底的に読み込みながら進めました。
ちなみに当時の学習時間は、平日は夕方から夜にかけて4時間程、休日は終日、家族に便宜を図ってもらいながら集中して勉強しました。
私は、一通りざっとやって反復するより、ひとつひとつ確実にしながら戻らず進めるほうが合っているようです。ここは人によると思います。
■試験と結果
前日にようやく問題集と法改正の追加テキストを終えた私は、当日の午前中に試験のつもりで模擬テストに臨みました。冒頭にも書いたように、結果は32点。全然足りないと思うところでしょうが、私的にはよくここまで出来た、という思いが強かったです。また、ここで間違えた部分を修正できれば点は伸びる、という展望もありました。
いざ本番、問題用紙を開いてすぐ、少し難しい問題、まったく意味の分からない問題と続き、気分は半泣きでした。しかし、途中から解る問題が出はじめ、そして試験直前に見ていた法改正の問題も出て徐々に落ち着き、見直しが出来るほどの時間で回答欄を埋め終えました。
結果は合格です。試験後の自己採点は40点でした。先日、合格通知も届き一安心です。
■まとめ
学習中、テキストに載っていない事例の問題が何度か出てきて、不安でした。インターネットで調べたこともあります。時間が足りなくなってからは、割り切って教材にある部分だけに集中しましたが、やはり不安は残りました。
しかし、講師の方が学習しないでもいいと仰っていた部分もあわせ、テキストで扱われない部分を無視しても合格できたということは、合格に必要な要素は揃っているということなのでしょう。
さいごに。
試験を諦めようとしていた時に、諦めるのが一番駄目なこと、試験は受かるか落ちるかではなく、受かるか諦めるかだ、との講師の方の言葉が後押しになり、この結果につながりました。
ありがとうございました。