
宅建一発合格を決意!1月下旬、早めに学習を始めたのが正解
【宅地建物取引士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 10ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 自営業・会社経営
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
40を目前にして、何か資格を取得しようと思い立ち、宅建にチャレンジする事にしました。
必ず一発で合格したい。その為には独学では厳しいと思ったので、フォーサイトに申し込む事にしました。
そして私の場合、必ず中だるみの期間があるだろうと予想できたので、1月下旬という早めの時期に勉強をスタートさせる事にしました。
・前半戦
まずは講義を視聴してテキストを読み込みました。その他の法令で一旦区切りをつけて過去問にとりかかりましたが、半分も解けずショックを受けました。知識をつける事と問題を解く力をつける事は全く別のものなんだ、という事を思い知らされました。
ここからは過去問を中心とした学習にシフトしていきました。
とにかく問題を解く、解説を読む、それでも分からない事があればテキストで確認、という流れです。
これをやると、試験においてどのような事がどのような問われ方をするのか、というのが見えてきました。
過去問を一通り終わらせた後、民法にとりかかりました。やる事は同じですが、やはり難しく感じました。
抵当権や不動産登記は後回しにして、意思表示や代理、借地借家法や区分所有法等、講義で取り上げていた所を重点的にやりました。
この時点で4月中旬ぐらいでしたが、5月に引っ越しがあり、7月までまともに勉強しない期間が続きました。
ここで役に立ったのが道場破りです。移動時間やすきま時間にスマホで気軽に過去問を解いたり、テキストを確認したりしていました。これが無かったら、7月の時点でまた1からやり直しになっていたかもしれません。
・後半戦
7月に入り、さすがに気持ちの焦りも出てきたので勉強を再開させました。ここからは全ての過去問を4回程度やりました。ここまでやると、何回も間違えている問題や、いつも意味をとらえ間違える問題等、自分の弱点が明確になってきます。さらに何㎡、何分の何以上、許可なのか届出なのか、誰に届け出るのか、といった細かい知識が曖昧になっているのもはっきりと分かってきます。細かな暗記部分はテキストとにらめっこする日々が続きました。暗記はつらい作業でしたが、手抜きはしたくなかったのでとにかく頑張りました。
結果として、最後はこの暗記に助けられたと思います。
・直前期
模試と一緒に送られてきた前年度の問題を解いてみたところ32点で不合格。特に民法は4点という惨憺たる有様でした。分からない問題が連続して、集中力が途切れ、他の問題にまで悪影響を与えていました。
しかし不思議と落ち込みはしませんでした。分からないものは分からなくていい。とにかく今までやった基礎を固めて冷静にやろう、そうふっ切れる事ができました。
ここからは再び過去問、確認テストをペースをあげて回し、今度は9月下旬に模試を解いてみました。
結果、40点。落ち着いてやれば大丈夫、確かな自信を胸に、本試験に臨みました。
・本試験~合格
当日は捨て問題と決めつけていた不動産登記から解きました。これが過去問をやっていれば解けてしまうような問題で、「やった、ラッキー!」と完全に波に乗る事ができました。民法は自分でもビックリの12点でした。さらに法改正部分からの出題がとても多く、フォーサイトで頂いた資料をちゃんと読んでいれば解けるものばかりでした。この点については、通信講座にして本当に良かったと思いました。感謝の一言です。
試験終了後、確かな手ごたえを感じ、解答速報で答え合わせ。43点。思わずガッツポーズです(笑)
本番でここまでの力を発揮した事など、今までの人生で思い当りません。
・大切な事
最後に、勉強を通じて私が感じた事を端的に書かせて頂きます。
・手を抜かない事
・自分を信じる事
・割り切る事
私は今年も何か資格にチャレンジしようと思っています。