
宅建の過去問を繰り返して1問2分以内で解けるように!
【宅地建物取引士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 9ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
私は、フルタイム勤務、5歳児のママです。
長年勤めていた会社を辞め、1年程前から主人の会社で働くようになりました。
不動産関係の仕事もしており、将来、宅建を取ってくれれば助かるとは言われていましたが、
子育てもだいぶ楽になったとはいえ、残業で保育園のお迎えが遅くなることもあり、平行して試験勉強するのは難しいと思っていました。
主人は忙しく、あちこちを飛び回る日々。
私は家と職場の往復。育児・家事・仕事の繰り返し。
しかも、仕事の評価をするのも主人。
前の職場のように、取引先からお礼を言われたり、業績に応じてボーナスが出るわけでもなく、
これは主人のフィールドである不動産で、宅建を取ってあっと言わせてやるしかないっ!と思うに至りました。
窪田先生のコラムにもありましたが、試験は公平ですから。
【なぜフォーサイトにしたか】
平日フルタイム勤務、土日も家を空けることの多い主人。実家は遠いので、ワンオペ状態。
となると、スクールに通うのは難しく、かといって独学で勉強しようにも、ポイントも分からない。
ということで、通信教育にしました。フォーサイトを選んだのは、口コミが良く、合格率も高かったからです。
【勉強方法】
2月には教材が届きましたが、開いたのは3月でしょうか・・・。
専門用語に法律用語。最初はまるで呪文のように意味不明でした。
それでも繰り返し、講義→テキストを2~3週するにつれて、全体像が見えてきたように思います。
次に問題集。やっと全体像が見えてきたと思ったのに、問題集でも最初からつまづき、1問解くのに15分かかりました。
気が遠くなる、、、と思いましたが、分からないから時間がかかるのは当然と思い直し、少しずつ、繰り返し過去問を解き、最終的には5~6周したと思います。
覚えてしまえば、大抵の問題は、1問2分以内で解けるようになっていました。
模擬試験をしたのは9月になってからですが、初回から規定時間内に解き終わることができました。
平日は、夜、子供を寝かしつけた後、そのまま添い寝しながら道場破りで講義を視聴したり、問題を解いたり。
土曜日は、子どもが習い事に行っている間に図書館通い。
日曜日は、主人が仕事が入っていない日は子供の相手をしてもらい、図書館通い。
勉強できない日もありましたが、試験の2か月程前からの勉強時間は、平日の勉強時間は1~2時間。休日は2~4時間でしょうか。
試験日が近づくにつれて、焦りと不安からか、夜中や早朝に目が覚めるようになりました。
そういう日は、勉強時間が確保できた♪と前向きに捉えて勉強していました。
正直、勉強時間を確保するのは難しかったです。
だからこそ、受験は今年1回だけと決めて、辛いのは今だけだからと自分自身を鼓舞させていました。
【モチベーション持続の秘訣】
ご褒美作戦です。
実は去年、仕事で必要なため、別の国家試験(こちらは合格率5割程度)を受験し、合格したご褒美として、
3日間お休みをもらい、友人と海外旅行へ行ってきました。
趣味だった海外旅行も結婚してからは一度も行っていませんでした。
とっくに期限の切れているパスポートも取得し直し、修学旅行のようなドキドキ感。とても楽しかったのです。
もし、宅建に合格したら、、、もう少しお休みをもらって、今度は夏のヨーロッパへ行きたいな♪
やっぱり、ワインと料理がおいしい国がいいなぁ。イタリアへはもう一度行ってみたいと思ってたんだぁ。
スペイン、ギリシャもいいなぁ。いっそのこと、地中海クルーズはどう??
などと、勉強が辛いときには楽しいことを考えて(現実逃避をして)過ごしました。
【試験日】
試験会場の庭のベンチに座っていたところ、蚊におでこをさされるというハプニングがあり、主人と子どもにFaceTime して一緒に笑ったり。
受験ガイドを読み、備えに備えて、虫刺されの薬も持っており、本当に助かりました。
前もって撮っていた子どもの「ママ、頑張ってね」動画を観て緊張をほぐしたり。
テキストも持っていき、不安な個所にざっと目を通していましたが、新しいことを覚える。というより、平静を保つためにしていました。
分からない問題もありました。20分ほど時間が余り、最後の最後まで見直しを行い、合格をあきらめませんでした。
結果、自己採点42点!無事に
【受験後・考察】
「ママのテストが終わったら、一緒にディズニーランドへ行こうね」
「うん!分かった!ママ、100点取ってね!」
今まで休みの日も満足に遊んであげられず、合言葉のように何度もこんな会話をしていましたので、試験後は思いっきり遊びました。
保育園の連絡ノートには、「パパが公園へ連れていってくれました」「週末は、パパが遊園地に連れていってくれました」など、
パパの登場回数の多いこと!
受験には、家族の協力が不可欠です。特に試験前の数週間の土日は、極力仕事を入れないようにしてもらい、子どもの相手をお願いしました。
合格は、家族の協力あってのものです。感謝!!
毎日決まった時間に、まとまった勉強時間を確保できる人はなかなかいないのではないでしょうか?
学生を離れて久しく、なかなか新しいことが頭に入ってこないし、覚えてもすぐ抜けてしまう。
それでも合格できたのは、少ない勉強時間でも、ポイントを絞って、効率的に覚えられるようまとめられたテキスト・問題集のおかげです。
テキストの随所にある、窪田先生のコラムも大好きでした。
講義の優しい口調も、先生の人柄が表れているようで、大ファンになりました。
勉強しているのは、私ひとりではないといつも勇気づけられました。
フォーサイトに出会えたこと。これが合格の鍵です!