12年ぶりの宅建受験、通信で勉強して38店で合格へ
性別 | 男性 |
年代 | 30代 |
職業 | 正社員(サラリーマン),転職(求職中) |
12年前に1度受験しました。あまりの難しさに「試験会場を間違えたのか?」とさえ思ったことを思い出します。
その直後に不動産業から転職し、もう宅建とは縁がないものと思っていましたが、不合格の事実がずっと心に引っかかっていました。
今の会社で元不動産会社という話が出るたび「宅建は持っているの?」と聴かれるようになり、受験を考えました。
ある日、本屋で出会った1冊の本が、その後の私を大きく変えました。先生の「面白いほど合格する本」です。
その日のうちにホームページから資料請求し、6月からの通信講座受講で合格が可能かどうかメールで問い合わせました。窪田先生から頑張れば十分可能とすぐに返事をいただきました。後は勢いがつきました。
●学習計画は
1.理解完成期が、6月中旬から8月上旬の家族旅行まで。
2.総まとめ期が、盆明けから本試験1ヶ月前まで。
3.直前対策期が、最終1ヶ月としました。
この計画の最大の敵は酒でした。
週5日のうち飲みに行かない日が1日あるかないかという私が、誘いを断るのは週に2日が限度でした。
飲まない日は会社の倉庫を使い、終業後3時間はそこで勉強していました。土・日の休みは妻が仕事なので、1人早く起き、なるべく子供を外で遊ばせたりして、家事もしながら、4時間の勉強時間を確保しました。
学習方法は、書く方がインプットできると判断しました。講義CDを聴き、ノートに書くという方法を7月下旬までに終えました。この方法が良かったかは今でも疑問です。
性格的に書き出したら全部書かないと不安で、とにかく時間がかかりすぎました。中盤息切れしたのは、この方法があまりに辛かったからかもしれません。
弱ったことに、第2段階に入った時、ほとんど忘れていて呆然としました。時間をかけての1回転より、講義CD・テキスト読みを数回転した方が良かっただろうと思います。
ただ、一度ある程度理解しているので、2回目以降はすんなり頭に入り、『過去問』を通し、確実に整理されていったので、あながち無駄ではなかったようです。
8月は、予定通り1週間の旅行に出掛けました。テキストを持っていく予定が、忘れました。遊ぶ時は全力で遊び、帰ったら全力で勉強しようと気持ちを切り替えました。しかし、実際はリバウンドで、しばらくは宅建勉強モードへ修正するのに苦労しました。
最後の1ヶ月は宅建に専念しました。
酒は終わればいつでも飲めると自分に言い聞かせ、一心不乱に勉強しました。終電まで倉庫で勉強しました。フォーサイトの模試はギリギリの35点です。これに安心せず、弱点分野の徹底克服もしました。『過去問』は権利関係以外を延べ4回やりました。
そして本試験、「ここまでやったのだから落ちるはずがない」、「12年前とは明らかに違う」と自分に言い聞かせました。
2時間はあっという間に過ぎていきます。解答順は、業法⇒法令上⇒他法令⇒権利関係でした。間違っても民法からはやらないと決めていました。前半でかなり解けたと確信できたので、少々間違ってもいいと気楽に民法に臨め、残り30分じっくり見直せました。
結果は上々です。充実感と脱力感で呆然としながらホームページで自己採点すると、38点です。合格だ!
今回、教材はフォーサイトのもの以外一切使っていません。問題集も『過去問』のみです。むしろ他に手を出す方が害になると思い込みました。この思い込みも大事だったと思います。
知人が使っていた民法の分厚いテキストと比べてみて、不安に思ったことも正直ありましたが、そんな不安は『過去問』を解くうち消え去りました。
確かにテキストに記載のない肢もありますが、他の肢の知識があればほとんど解けるものでした。そんな肢までカバーしようとすると中途半端になるのでしょう。体系・構成・選択、フォーサイトの合格テキストの素晴らしさを実感しました。
ただ、所得税だけはなかなか理解出来ず、パソコンでフローチャートを自分なりに作成し克服しました。日頃画面上で思考する習慣がしみついているのか、この方法は意外と有効なことに気付き、建築確認等法令上の制限のほとんどをこれで頭に叩き込みました。
内容はテキストのままでも、色や形で変化をつけたりし、満足のいく表ができると、自分のものになったという気がします。
作成するプロセスが脳に刺激を与えるのか、この方法は一度覚えたことを忘れにくくするという性質をもつようにも思います。現に2ヶ月たった今でも、法令上の制限には絶対の自信があります。ゴロ合わせも自作しました。
12年の呪縛から解放され、大きな自信になりました。
何が起こるか先が見えないこのご時世に、武器を持つことが出来て本当に良かったと思います。次は行政書士・マンション管理士・管理業務主任者にチャレンジしようと思います。
フォーサイト教の信者の私は他を考えておりませんので、先生方よろしくお願いします。
その直後に不動産業から転職し、もう宅建とは縁がないものと思っていましたが、不合格の事実がずっと心に引っかかっていました。
今の会社で元不動産会社という話が出るたび「宅建は持っているの?」と聴かれるようになり、受験を考えました。
ある日、本屋で出会った1冊の本が、その後の私を大きく変えました。先生の「面白いほど合格する本」です。
その日のうちにホームページから資料請求し、6月からの通信講座受講で合格が可能かどうかメールで問い合わせました。窪田先生から頑張れば十分可能とすぐに返事をいただきました。後は勢いがつきました。
●学習計画は
1.理解完成期が、6月中旬から8月上旬の家族旅行まで。
2.総まとめ期が、盆明けから本試験1ヶ月前まで。
3.直前対策期が、最終1ヶ月としました。
この計画の最大の敵は酒でした。
週5日のうち飲みに行かない日が1日あるかないかという私が、誘いを断るのは週に2日が限度でした。
飲まない日は会社の倉庫を使い、終業後3時間はそこで勉強していました。土・日の休みは妻が仕事なので、1人早く起き、なるべく子供を外で遊ばせたりして、家事もしながら、4時間の勉強時間を確保しました。
学習方法は、書く方がインプットできると判断しました。講義CDを聴き、ノートに書くという方法を7月下旬までに終えました。この方法が良かったかは今でも疑問です。
性格的に書き出したら全部書かないと不安で、とにかく時間がかかりすぎました。中盤息切れしたのは、この方法があまりに辛かったからかもしれません。
弱ったことに、第2段階に入った時、ほとんど忘れていて呆然としました。時間をかけての1回転より、講義CD・テキスト読みを数回転した方が良かっただろうと思います。
ただ、一度ある程度理解しているので、2回目以降はすんなり頭に入り、『過去問』を通し、確実に整理されていったので、あながち無駄ではなかったようです。
8月は、予定通り1週間の旅行に出掛けました。テキストを持っていく予定が、忘れました。遊ぶ時は全力で遊び、帰ったら全力で勉強しようと気持ちを切り替えました。しかし、実際はリバウンドで、しばらくは宅建勉強モードへ修正するのに苦労しました。
最後の1ヶ月は宅建に専念しました。
酒は終わればいつでも飲めると自分に言い聞かせ、一心不乱に勉強しました。終電まで倉庫で勉強しました。フォーサイトの模試はギリギリの35点です。これに安心せず、弱点分野の徹底克服もしました。『過去問』は権利関係以外を延べ4回やりました。
そして本試験、「ここまでやったのだから落ちるはずがない」、「12年前とは明らかに違う」と自分に言い聞かせました。
2時間はあっという間に過ぎていきます。解答順は、業法⇒法令上⇒他法令⇒権利関係でした。間違っても民法からはやらないと決めていました。前半でかなり解けたと確信できたので、少々間違ってもいいと気楽に民法に臨め、残り30分じっくり見直せました。
結果は上々です。充実感と脱力感で呆然としながらホームページで自己採点すると、38点です。合格だ!
今回、教材はフォーサイトのもの以外一切使っていません。問題集も『過去問』のみです。むしろ他に手を出す方が害になると思い込みました。この思い込みも大事だったと思います。
知人が使っていた民法の分厚いテキストと比べてみて、不安に思ったことも正直ありましたが、そんな不安は『過去問』を解くうち消え去りました。
確かにテキストに記載のない肢もありますが、他の肢の知識があればほとんど解けるものでした。そんな肢までカバーしようとすると中途半端になるのでしょう。体系・構成・選択、フォーサイトの合格テキストの素晴らしさを実感しました。
ただ、所得税だけはなかなか理解出来ず、パソコンでフローチャートを自分なりに作成し克服しました。日頃画面上で思考する習慣がしみついているのか、この方法は意外と有効なことに気付き、建築確認等法令上の制限のほとんどをこれで頭に叩き込みました。
内容はテキストのままでも、色や形で変化をつけたりし、満足のいく表ができると、自分のものになったという気がします。
作成するプロセスが脳に刺激を与えるのか、この方法は一度覚えたことを忘れにくくするという性質をもつようにも思います。現に2ヶ月たった今でも、法令上の制限には絶対の自信があります。ゴロ合わせも自作しました。
12年の呪縛から解放され、大きな自信になりました。
何が起こるか先が見えないこのご時世に、武器を持つことが出来て本当に良かったと思います。次は行政書士・マンション管理士・管理業務主任者にチャレンジしようと思います。
フォーサイト教の信者の私は他を考えておりませんので、先生方よろしくお願いします。
1おめでとう
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