宅建という難関国家試験に合格が可能な、フォーサイト通信講座の教材のすごさ

性別男性
年代40代
職業正社員(サラリーマン)
■国家試験に挑戦して、自発的なスキルアップを図りたい!

社会に出てからもう20年近く経っていますが、自発的なスキルアップとしては、仕事に関わる英語と中国語の勉強をしてきた以外、ついぞ国家試験というものとは縁遠く、気分転換も含めて何かにトライしたいな、と漠然と思っていたのがきっかけでした。

2回目はなく、一発で合格できなければスパッと諦める。しかし、その一回性のためにはその期間でできる限り最大の努力を惜しまない。そういう思いを込められるジャンルは何かないか。

そんな中で、宅建を選んだのは、数年前に自宅を購入した際に、ハウスメーカーさんやエクステリアの会社さんとの打ち合わせがとても愉しく、自分自身で元々もっと土地や家屋に対する知識があったら更に愉しかっただろうと思った経験があり、

また、「宅建は国家試験の入門としては丁度いい」、「しかし、世間でたまに言われているほど、その一発合格は甘くはない」というおおまかな2つの風評を聞き、挑み甲斐を感じて宅建に決定しました。

さらに、結婚前に建材メーカーで働いていたという妻が、当時会社から言われて受験し、勉強不足で不合格になった、という話を以前聞いていたので、それではそのあだ討ちに自分が合格できたのならば、ちょっと家庭内で鼻が高いという私的な動機もありました。


■法律知識はゼロ。独学では非効率と判断し、通信教育を選択

さて、まったく知識ゼロの状態でしたので、まずは書店に行って「マンガ宅建」なる分厚い本を購入し、全体的なスコープを掴むことにしましたが、率直な印象としては、これは片手間で臨んだら確実に不合格になるなという予感でした。

想定していた以上に範囲が広く、慣れない文言のオンパレードだったためです。そこで独学では非効率的と判断し、限られた時間の中で有機的に進めていくためには通信教育が適しているという結論に至りました。


■ネットでの評判が高い!初めてフォーサイトに出会う

Webサイトの検索の段階で大手予備校各社などの宣伝も読みましたが、やがて、テキストが非常にコンパクトにまとめられていて、合格率も高いという評判の一社にたまたま行き当たりました。それがフォーサイトでした。


■評判通り、確実にポイントをおさえたテキストや講義。

そうして、結論としては、全くその評判どおりでした。

押さえるところは確実にポイントを取る、捨てるとことは捨てろ・・・・。資格取得試験というものは、満点を目指す必要はなく、結果として合格を勝ち取ればそれでよいのだという潔さ。

そして、フォーサイトのテキストやCDの講義が、実際にそういう風に構成されていたという明確さ。このはっきりとした指針に基づいて、あとはやるだけのことを教材に則って、ただやっただけという感想です。


■勉強のポイントは過去問と、継続!

翻ってみて、キーになるポイントがあったとすれば、


1)早い段階で過去問に挑戦

3月にCDコースの教材一式が届いた翌日から、以後の約2ヵ月間を平日の隙間時間や週末丸潰しで怒涛のように勉強し、それにより、自分の中でスタートダッシュが確実に実現できたこと。

そしてGW明けまでには、全テキストを一巡し、分野ごとに4分冊の過去問もその半分くらいまでは着手できたこと。早い段階でこうして過去問に手を出し、トライアル&エラーを繰り返したのはよかったと思います。


2)毎日宅建に触れる!

それから以後も、カレンダーにその日の勉強時間数を記載して、一週間の夏休みだけを休止期間に当てた以外、一日も宅建に触れない日を発生させないようにした継続性と、それでも段々と知識量が増えてくることで生じてくる弛緩する気持を克服できたこと。

正直、もう飽き飽きしつつも9月以降の最後の追い込みこそが、結果を左右したと思います。何せ、二回目はないのだから・・・。

そう書くと潔く聞こえますが、内実、2年間に渡って試験対策をする根性というか、粘り強さに自信が皆目もてなかったというのも事実です。


■フォーサイト教材をカンペキニすれば、合格できると断言できます!

今年は、過去に一度の前例しかない合格点が36点ボーダーという年度だったということで、某掲示板サイト等では議論が白熱していたのを読みましたが、たとえもっと上に合格点が設定されていたとしても、フォーサイトから支給される教材のみを完璧に仕上げていたら、必ず合格できたと確信をもって言えます。

実際、自己採点は39点でした。

自分自身で、あれこれ手を拡げると拡散し逆に不安になるのが分かっていましたので(さすが全資格国家試験中でも、最多受験者数を誇る試験ということだけあって、ネットなどでも無料でたくさんの専門サイトが存在し、その多くが独自の見解や対策を唱えています)、

徹頭徹尾、フォーサイト絡みの勉強以外は行いませんでした。すべてフォーサイトのマテリアル、手法、果ては、実際の試験では50問目から遡って解いていくという助言も含めて、それらを忠実にやっただけという結果です。

また、これで不合格になったら縁がなかっただけなのだと、もうそういう風に割り切ってもいましたし、実際フォーサイトの先生のメソッドやその雰囲気には、この世界のプロフェッショナルとして、こんな風に全幅の信頼を寄せるに足る何か哲学めいた響きが、CDの講義にありました。


■試験時間は、準備次第では余裕です。

それから、余談になりますが、試験時間が足りなくなるという懸念がよく言われていましたが、例えば速読が要の外国語の検定試験、特に英語のTOEICの試験などに比べれば、段然楽で、1時間10分で50問を終了でき、あとはゆっくりとマークシートの見直しと、それでも余った時間は、教室の中の受験生の観察という時間に充てられました。

今、合格発表から数日が過ぎ、改めて思っても、自分はフォーサイトの教材をただ徹底的になぞっただけだな、という実感があります。自分で工夫して自身の合格メソッドを構築したのでも何でもなく、単にフォーサイトの教え方に忠実だっただけ。

良くも悪くも・・・。

それでも、妻が味わったという十数年前の不合格へのささやかなリベンジができたことと、合格を報告した時のその顔が何だか誇らし気だったこと。

そして、自分自身、あるメソッドを信じ、限定された期間の中で最大限のパフォーマンスを経た末に合格できたこと。それらが心地よい達成感になりました。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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