
宅建の試験の前日は思い切って勉強しなかったのはここだけの話です
【宅地建物取引士】
- 職業
- 無職
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
今まで通信教育を受けたことはありませんでしたが公式サイトを一通り見て「これだ!」と決めました。お値段が手に届きやすかったというところも大きいですが(笑)
受験当時、不動産業界の一般事務をしておりましたが、試験内容のような仕事には一切関わっておらず、建築基準法や法令などを理解するのに一番苦労しました。
なので一番日常的に親しみやすそうだな、と思った民法から取り掛かりました。
フォーサイトの講座はDVD、テキストともに、分野が判りやすく分かれていて、自分のペースで好きな部分から出来るところは通信教育ならではと思いました。
周りから民法は難しいと言われていましたが、先生の例え話などを聞いて、理解を深めることが出来ました。一見難しそうな問題でも、落ち着いて読んでみると正解がわかるようになりました。
基本的にテキストの一分野をひととおり全部聞いて、過去問を見て、問題の出され方を研究しました。勿論初めは、問題の出され方自体、慣れないものばかりで戸惑いましたが、もう一度講義を聴きなおして、改めて解いてみて、間違った部分を中心に、何回も何回も過去問を解きました。
数字などの暗記的な内容は、大き目の付箋に重要項目を書き、部屋の至る所に貼り付け、いつも目に付くようにして、自然に暗記できるように工夫しました。
当時、幸いにも残業のない仕事をしておりましたので、勉強の時間は定期的にとる事が出来、平日の夕食後に、勉強に集中するという具合で、コツコツと勉強を進めていきました。
他の方の体験記では、通勤などの隙間時間を利用されている方も多いですが、自分は短時間に少しずつよりも、一気に集中してやるタイプでした。自分にとってどのような勉強スタイルが向いているか気づくことはとても重要だと思います。
他の合格者の体験記を参考に、早々に自分に合ったスタイルを決めて、勉強を続けることが大事だと思います。勿論勉強ばかりでは疲れてしまうので、遊ぶ時は勉強のことは忘れてしっかりと遊んでいました。
試験の前日に、大好きなライブがあり、丸一日潰れてしまう状態だった為、前日は一日中勉強した方がいいかと悩みましたが、頭の中が疲れきってしまうだろうし、精神的にリフレッシュして試験に臨んだ方が良いと思い、思い切って前日は一切勉強しませんでした。
当日はアドバイス通り、会場に入れる時間から早々と試験会場へ行きました。これから受ける試験で使う机や、周りの雰囲気などを確認し、自分の集中を乱さないようにしました。
自分は過去問を初め、直前予想模試でも32点程度しか取れませんでした。でも、これは本試験ではありません。
点数が低くても気にせずに、間違った問題は勿論ですが、正解した問題も、自分の考え方が正しく正解出来たのかを再確認して、知識を確実にする事が大事だと思います。
試験問題は受験生を引っ掛けるような言葉を使ってきますが、焦らずに文章を読んで答えを選択してください。
実際過去問でも何度もやってしまいましたが、本試験でも「誤った組み合わせを選ぶ」問題を、「正しい組み合わせを選んで」しまうような事を2問もやってしまい、自己採点した時にかなり落ち込みましたが、それでも38点という得点を取り、合格する事が出来ました。
自分はDVDにて受講しましたが、先生のお顔と声を聞きながら重要事項をまとめていたので、重要事項=先生というような感じで記憶に残っています。
理解しやすいテキストではありますが、自分はただ読むだけでは覚えられなかったと思います。先生の声を聞いて、ここが重要なんだな、と自分でも気を引き締めて勉強する事が出来ました。本当に有難うございます。