私の宅建の勉強報告~暗記が苦手な人向けの学習法~

性別女性
年代40代
職業公務員
記憶力に自信がない私は、繰り返し学習することでこれを克服しようと考えました。

また、直前期にきついスケジュールで勉強するのがいやだったので、時間的に余裕をもって学習できるよう、受検前年の12月には講座を申し込み、最新の教材が送られてくるとすぐに勉強を開始しました。

まず、受講ガイドや合格必勝編を読み、道場破りで学習計画を作成し、受検日までの勉強の流れを確認しました。

勉強時間は、平日は往復の通勤電車の中で約1時間半、土曜日は2~6時間でした。電車は座れるようにいつもより早い時間の各駅停車で通勤し、土曜日の学習は家事の合間に行いました。日曜日は出かけるなどして気分転換するようにしていました。

受検1ヶ月前には一通りの学習を終えたので、年代別の過去問に挑戦し、フォーサイトの直前対策講座で知識の総仕上げをしました。

10月に入ってからは模擬試験に挑戦したりして日曜日にも勉強していました。講義を聞くときに心がけたのは、先生の重要度についての発言をそのままテキストに書き留めるようにしたことです。

この書き込みは、知識を覚える段階になったときにとても参考になりました。

「この表を完璧に覚えなければなりません」、「問題は例外のところ、しっかり押さえといてください」、など先生の言葉どおりに書き留めておくことで微妙な重要度の違いがよくわかり、無駄のない学習ができました。

過去問を解いていて知識があやふやだと感じ、テキストに戻ったとき、「この表は絶対に押さえてください」と書いてあれば、早い段階から覚える努力をしました。

反対に「あんまり出ませんが内容的には難しくないので見といて」、「ここはそんなに出ない」といわれたところはそれなりの勉強しかしませんでした。フォーサイトのテキストには必要な知識が集約されているので、私はあえてノートは作らず、過去問を解いて知識があやふやだと感じる度にテキストに戻って確認しました。

また、補足などはテキストに鉛筆で書き込んでいました。テキストがカラーで、イラストや表が多く掲載されているので、何度も見直しているうちに大事な部分のイメージが映像で浮かぶようになってきました。

ここまでくれば、あとは細かい数字やキーワードをそのイメージに当てはめるだけで重要な表を正確に記憶することができます。

1度ですべて覚えようとするとつらいので、無理はしないようにして、内容を理解することを優先させました。

ただ、その理解もテキストや過去問解説に掲載されている範囲にとどめておき、自分なりに納得できればよしとしました。

過去問を何度も繰り返し解き、内容の理解もある程度進んだ8月下旬からは覚えるべき表や部分を、どこまで再現できるか書いてみて、テキストを見て答え合わせし、徐々に細かいところまで覚えていきました。

重要事項説明の表、契約書面記載事項の表、用途規制の表はカラーコピーしてトイレに貼って少しずつ覚えるようにしました。テキストにある語呂合わせはすべて利用させていただき、とても重宝しました。

実際に試験を受けてみて、フォーサイトの教材は合格するのに必要十分な内容になっていて、受講者の学習能力を向上させ、モチベーションを維持させる工夫がされていると実感しました。

また、先生の講義は無駄がなくとても分かりやすいので勉強を楽しく進めることができました。こぼれ話もおもしろく、記憶を助ける働きをしてくれました。

このような講座を安価な値段で提供してくださってとても感謝しています。

人生の折り返し地点にきて、ともすればやりたいことがあってもつい消極的になりがちでしたが、記憶力に自信がなかった私でも宅建試験に合格することができ、今後も様々なことに挑戦していく自信になりました。ありがとうございました。
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