社労士試験を偏差値で考える!大学の難易度で表すと?合格に必要な学力は?

社労士試験を偏差値で考える!大学の難易度で表すと?合格に必要な学力は?

社労士試験を偏差値で考える!大学の難易度で表すと?合格に必要な学力は?

試験の難易度を示す指標といえば、おそらく真っ先に頭に浮かぶのが「偏差値」でしょう。

学生時代こそ偏差値の高低で学力の程度が把握できましたが、大人になってからはそういった指標に当てはめてその人の能力を考えることはさほどありません。

とはいえ、これから社労士試験に挑戦する受験生であれば、「社労士」と「偏差値」の関係性には興味のある方も多いのではないでしょうか?

ここでは、

「学生時代の偏差値と社労士試験の合格状況」

「社労士試験を偏差値で表したときのレベル」

について考えることにしましょう。

目次

社労士試験合格は「偏差値の高い人ほど有利」といえる理由

結論から言えば、社労士試験合格に、学生時代の偏差値はさほど関係ないと考えて良いでしょう。

実際のところ、社労士試験の受験資格である学歴要件は大卒以外にも様々な方法で満たすことができ、受験生の学力レベルは様々です。

また、学生時代の偏差値よりも、豊富な実務経験を有している方が、社労士試験合格には有利であるとも言えます。

ただし、社労士試験の受験勉強に目を向ければ、学生時代に偏差値が高いとされてきた受験生の方が慣れている、取り組みやすいといった状況はあるかもしれません。

その根拠として、下記3つの観点から「社労士試験と偏差値」の関係性を考えてみましょう。

社労士試験と偏差値 その1.基本的な学習習慣が身についているから

まず、「偏差値が高い=学習習慣が身についている」と考えれば、偏差値の高い方ほど資格受験に向いていることは言うまでもありません。

資格取得には気まぐれなやる気ではなく、コツコツと継続して努力し続けることが求められることから、学習習慣の定着が重要となります。

学生時代の偏差値の高い受験生は、必要な受験勉強を積み重ね、結果を出していることになります。

こうした取り組みを、社労士試験対策にも応用させることができれば、着実に合格へと近づけるはずです。

一方で、学生時代に学習習慣を身につけてこなかった受験生が、大人になれば自動的に根気強く勉強に向かえるかといえば、なかなか難しいでしょう。

ただし、「社会に出てから改めて勉強の重要性に気が付いた」「学校の勉強は興味が持てなかったが法律学習は楽しい」という受験生もいますから、学生時代の偏差値がイマイチだったからといって社労士試験合格が難しいかといえば一概にそうとは言い切れません。

社労士試験と偏差値 その2.法の内容を実例に反映させるためには思考力が求められるから

社労士試験は、単に法律を暗記すれば合格できる試験ではなく、条文を解釈し、実例に当てはめて考えられる「応用力」が求められます。

よって、学生時代に暗記頼みの勉強しかしてこなかった方であれば、少々苦労するかもしれません。

高校受験でも大学受験でも、一般的に偏差値の高い学校ほど思考力や応用力を試す試験を科す傾向にあることから、こうしたタイプの試験に合格してきた実績を持つ受験生の方が、社労士試験合格に必要な「考える力」が備わっていると言えそうです。

社労士試験と偏差値 その3.膨大な試験範囲に関わる知識を限られた期間内で習得しなければならないから

社労士試験などの難関国家資格を受験する上では、本試験日に間に合うように、膨大な試験範囲から必要なポイントを理解しなければなりません。

こうした試験対策の肝は、学生時代の受験勉強との共通項であることから、既に習得していることで社労士試験受験にも同様に活かすことのできる能力と言えます。

学生時代に偏差値の高かった受験生ほど、効率良く受験勉強を進めるコツを理解しているのではないでしょうか?

ただし、「試験範囲から頻出事項を抽出する」「試験当日に間に合うようなスケジュールやカリキュラムを立案する」といった部分は、社労士試験の受験対策講座がカバーしてくれる部分でもあります。

専用の講座を活用することで、受験生は提供された教材を進めていくだけで効率良い学習が実現しますから、もはや使わない手はないでしょう。

社労士試験を大学受験に例えると、偏差値的にどのレベル?

社労士試験を大学受験に例えると、偏差値的にどのレベル?

さて、これまで「社労士試験と偏差値」の関係性について、3つの観点から解説しました。

「学生時代の偏差値が高いことは、受験勉強に慣れている証拠である」と捉えれば、社労士試験と偏差値は決して無関係とは言えませんが、大人になってからの状況は学生時代とはまた異なってくることを鑑みれば、なかなか一括りにできない部分ではあるでしょう。

「社労士試験と偏差値」といえば、受験生からは「社労士試験を大学受験の偏差値に例えるとどの程度のレベルになるのか」といった疑問の声をよく耳にします。難関国家資格に挑戦する受験生にとっては、難易度を把握するための目安や指標が気になるところなのかもしれませんね。

社労士と大学受験は全く異なるため、偏差値比較はナンセンス

まず大前提として、社労士試験を大学の偏差値で表すことはできません。

大学入試では、どの受験生も文部科学省のカリキュラムに則った教育を受け、純粋にその科目に対する知識だけで勝負しますが、一方で社労士試験の場合、個々の受験生のスタートラインが大きく異なります。

社労士受験生の中には、試験対策を始める以前から豊富な実務経験を有する方、実務経験に応じた科目免除を受ける方がいれば、ゼロから試験対策を始めた実務未経験者もいます。

つまり、試験に「経験」が直接的に考慮される社労士試験は、大学入試とは全く別物と考えるのが妥当です。

あえて社労士合格を大学の偏差値で表すなら「60超」レベルは固い

前述の内容を前提とした上で、あえて社労士試験合格を大学入試の偏差値で表すなら、ざっくり「60超」と考えておくと間違いないでしょう。

大学入試で偏差値60を超えるレベルとは、センター試験で8割以上の得点を見込むことのできる程度を指します。

社労士試験合格に必要な、効率良く学習を進める習慣、思考力や応用力を兼ね備えていると判断するための指標のひとつと考えて良いと思います。

ただし、繰り返しになりますが、そもそも社労士試験と大学入試を同じ土俵で考えること自体がナンセンスですから、あくまで参考程度の情報として考えるにとどめてください。

ただし、社労士合格者には大学の偏差値が40台の方もいる

しかしながら、社労士試験の受験生には高卒から実務経験などを経て社労士になる者など、大卒以外の学歴要件で受験する例は珍しくありません。

こうした点を加味すれば、学生時代の偏差値でいえば40台の方でも、社労士業界の最前線で活躍する実務家は確実に存在します。

もっとも、学生時代の勉強と社労士試験の受験科目はまったく異なりますし、合格後にビジネスで成功できるかどうかもまた、学生時代の偏差値とは密接に関係するものではありません。

現状、「学生時代は偏差値がいまいちだったから、社労士試験に合格なんて無理なのでは」と悲観的になっている受験生がいれば、ぜひ気持ちを仕切り直して、社労士試験に挑戦していただきたいと思います。

まとめ

  • 社労士試験合格と学生時代の偏差値に明確な関連性はありませんが、「偏差値が高い=学習習慣や思考力が身についている」と考えれば、学生時代に結果を出してきた受験生の方が合格を狙いやすいと考えることができます
  • 社労士試験と大学入試はまったく別物であることから、社労士試験を大学の偏差値レベルで例えることは困難ですが、あえていうなら「偏差値60以上(センター試験8割達成レベル)」と考えるのが妥当でしょう
  • 学生時代の偏差値がいまいちだった方でも、社労士試験合格を掴みとり、着実にキャリアを積み重ねることが可能です