宅建士試験に合格するためのテキストの選び方|わかりやすく宅建・宅地建物取引士の解説

宅建士試験に合格するためのテキストの選び方|わかりやすく宅建・宅地建物取引士の解説

宅建業法

テキスト選びは合格への第一歩

宅建士のテキストは、選ぶのが困難なほど多く出版されています。
「市販されているものなら何を選んでも同じでしょ?」と考えてはいないでしょうか。

テキストは、一度選んだら試験までの半年近く使い続けるツールです。
よほどのことがなければ、途中で買い替えることはしないでしょう。
ですから、最初が肝心です。
このページでは、どんなポイントに気を付けてテキストを選ぶべきか、ということから、効率的な使い方まで、テキストを使い倒すことを目的として紹介していきます。

繰り返しになりますが、テキストは一度選んだら長期間使い続けるものです。
良いテキストを選んだ人と、悪いテキストを選んだ人の間には、どんどん差ができてしまいます。

選ぶ際にはこのページで紹介するポイントをしっかり押さえて選んでほしいと思います。

目次

宅建士のテキストは書店で買おう

手に取って確かめる

テキストを購入する時、アマゾンなどの通販を利用する人も多いと思います。
最終的に通販で買うことは問題ありませんが、一度は書店で実物を手にとって確かめることが大切です。

なぜなら、重さや字の大きさ、紙の感触など実際に手に取ってみないと分からないことが多く、長い間使うものなので、好き・嫌いや感触、印象は大事です。
なんとなく合わないな、もっと字が大きい方が良かったのに、と思いながら半年近く使い続けるのはストレスになりますよね。

また、書店の棚を眺めるとたくさんのテキストが並べられていて、その置き場から売れ筋かどうかが分かります。
売れ筋のテキストは手が届きやすい場所に置かれていたり、平積みになっていたりするので一目瞭然です。
それも絞り込む際の参考になります。

宅建士は受験者数が多いので、それほど大型の書店でなくても扱っています。
まずは、書店でいくつか手にとってみて、「一口にテキストと言っても、こんなに違いがあるのか」と言うことを実感してみた方が良いでしょう。

テキスト選択の3つのポイント

ポイントを絞って考える

長い時間を共に過ごすテキストを選ぶとき、いくつかポイントを絞って考えた方が選びやすいでしょう。
ここでは3つのポイントを紹介します。

3つのポイントに加えて、最終的には自分に合っているかと言うことも考えて下さい。
例えば、テキストを持ち歩くことが多い人なら、1冊にまとまった分厚いテキストよりも分冊できる物の方が使いやすい、というように、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

コンパクトにまとまっている

分厚いテキストの方が良い気もしますが、出るところだけコンパクトにまとめているテキストの方が、合格には近付きます。
余計な知識をできるだけ省いて、「ここだけやればいい」という絞り込んだテキストが望ましいです。

2色刷り以上

黒一色は避けましょう。
出来ればフルカラーが良いのですが、なかなか見かけません。
黒と赤、黒と青など、2色刷り以上のものが良いとされるのは、色分けされていると重要部分が一目で分かり見やすいからです。
さらに、色が付いていたほうが記憶に残りやすいという研究結果もあります。

メモできる余白がある

最終的に、テキストに全ての情報を集約させることが望ましいです。
そのために、メモを書き込める余白があることが大事です。
あまりにぎっしりと情報が詰まっているテキストより、余白に余裕がある物の方が使いやすいでしょう。

この3点で絞り込んで、あとは自分の好み(本の厚みや紙質、字の大きさなど)で選べば完ぺきです。
長く使うものなので、好き・嫌いという感覚も大事です。

通販でテキストを買うときはここに注意

値段で選ばない

近くに書店がない、書店に行ったけど欲しいテキストがないなどの場合、アマゾン等の通販でテキストを買わざるを得ないこともあります。
ここでは、通販でテキストを買う際の注意ポイントをまとめます。

レビューをよく読む

レビューは必ず読みましょう。
そして、読む際は、良いレビューよりも悪いレビューを確認してください。
基本的に、市販されているテキストはおよそ問題のないつくりになっています。
ですから、良いレビューがあるのは当たり前。
もし、悪いレビューがあれば、そのテキストに欠陥がある可能性があります。
だから、悪いレビューは全部読んで、納得できなければそのテキストを購入することは止めた方がよいでしょう。

サンプルページを見る

「中身」など、サンプルページを見られる機能が付いていたら、絶対に中を確認してください。
2色刷り以上になっているか、余白は余裕があるか、ポイントは分かりやすいように編集されているかなど、確認すべきところがあります。
イラストや図が使われている方が分かりやすいので、何冊かのサンプルページを見て比べてみると良いでしょう。


結局、通販で買うということは中を確かめずに買うことと同じなので、できるだけ情報を集める必要があります。
その為に上記2つには注意して、少し時間をかけて選ぶようにしましょう。

「中身」で比較、お勧めテキスト

おすすめテキスト3選

前述の3つのポイントで絞り込んだおすすめテキストをご紹介します。

『2018年版 きほんの宅建士 テキスト 【フルカラー / 分冊可能】』
市販されているテキストでは珍しいフルカラーです。
余白にも余裕があり、書き込みがしやすいでしょう。
また、3冊に分冊でき、持ち運びに便利です。
コラムやアドバイスが随所に掲載されているので、難しいイメージが無く初めて資格の勉強をする人にも使いやすいでしょう。

『みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2019年度』
これもフルカラーテキストです。
図解が多いのが特徴で、見てわかるテキストになっています。
図解が多いので、その分ページ数は600ページ以上になりますが、分冊することができます。
先生の講義をイメージしたつくりになっているので、初めて資格の勉強をする人にも使いやすいでしょう。

『スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト 2019年度』
2色刷りのテキストです。
過去問もセットになっているのでボリュームがありますが、分冊できます。
出るところに徹底的に絞り込んだ内容になっています。
このテキストの良いところは、過去問とリンクさせて、上記のような分かりやすい解説が載っている点です。
過去問も全てが掲載されているのではなく、出るところに絞って掲載しているので、時間がない受験生には嬉しいと思います。

書き込みでテキストをカスタマイズする

全ての情報をテキストに集約する

どんな勉強においても、大半の人はノートを取ると思います。
宅建士の勉強も例外ではありません。
ただ、最終的にはテキストに全ての情報を集約させることが望ましいです。
テキストに全ての情報を集約させれば、テキスト一冊あれば勉強ができるので効率的です。

そのためには、テキストに書きこむべきこと整理する段階がありますが、実際にテキストにはどんどん書き込みをして、自分だけの参考書としてカスタマイズしていきましょう。

また、フルカラーテキストでもなければ、自分なりにルールを決めて色分けしていくことも試してみる価値があります。
例えば、暗記→青、注意→黄色、重要→ピンクなど、色を決めてマーキングしていくことで、テキストを開いただけでぱっと目に入ってくるようにします。

書き込みと色分けで、どんどんテキストをカスタマイズしていくと、知識が整理整頓されるだけでなく、テキストに愛着がわいてきます。
そうなると、勉強が楽しくなってくるでしょう。
テキストは綺麗につかうのではなく、どんどん書き込みをして、使いやすいように改造していきましょう。

テキストは最低2周する

分からなくても読み進める

テキストは、最初からちゃんと理解しながら読み進めていくものだと思い込んでいませんか?真面目な人ほどそのように考えていると思います。
たしかに、勉強なので分からないことを放置しておくわけにはいきません。
しかし、もし分からないことがあってもそのまま読み進めていくと、ほとんどの場合、自然と疑問は解消されます。

それは、読み進めていくうちに知識が補完されるからです。
ですから、疑問点はメモしておき、まずは読み進めることが大事です。
何が何でも疑問を解消しないと先に進めないということにこだわってしまうと、無駄な時間が過ぎてしまいます。

まずはじめにとにかくテキストを1周する。
そして、その中で疑問点が残っていれば、2周目で丁寧に考えるようにしましょう。
2周目になると、相当知識が付いて整理されてきているので、無理なく疑問を解決できるでしょう。

2周目は、仕上げていく段階なので、丁寧に疑問点を残さないように読んでいきます。
疑問の答えはテキストの中だけでなく、過去問の解説にあるので、過去問の解説も思い起こしながら読むとより効果的です。
最低2周は回すようにしましょう。

通信教育のテキストと独学のテキスト、どう違う?

講義があるか・ないか

ここまでは、独学でテキストを選ぶポイントを紹介してきました。
最後に、通信教育のテキストと独学のテキスト(市販のテキスト)はどう違うのかをまとめます。

最も大きな違いは講義が付いているか、付いていないかです。
一部の通信講座を除き、テキストは講義メディアとセットになっています。
講義が付いているので、まるで先生に教わっている感じで勉強を進めることができます。
そこが最大の違いです。

学生だった頃を思い出すと、「教科書だけあれば勉強できる」と考えていた人はいないと思います。
教科書は常に先生の授業と一緒でした。
しかし、資格の勉強になると、「テキストがあれば勉強できる」と考える人の方が増えます。
学校の勉強と資格の勉強は違うとはいえ、講義があった方が分かりやすいのは資格の勉強も同じです。

通信講座のテキストは、テキスト+講義なので、テキストだけの独学とは根本的に違います。
独学か通信か迷ったら、サンプルを取り寄せて実際に体験してみましょう。

まとめ

テキストの選び方、使い方のポイントのイメージを持っていただけたでしょうか。
実際に、何冊か手にとって比べてみると、違いが良く分かります。
最近では、カフェなどで勉強する人が増えているので、テキストも以前のようにただ分厚いだけでなく、分冊できるように工夫しているものも増えています。

選ぶ際の3つのポイントと、自分に合っているかどうかの視点で絞り込んで、ぴったりのテキストを購入しましょう。