女性は宅建士の仕事に向いている?女性の平均年収は?

女性は宅建士の仕事に向いている?女性の平均年収は?

女性にこそ宅建士がお奨め その理由とは?
目次

女性にこそ宅建士がお奨め その理由とは?

宅建士は、2015年にそれまでの宅地建物取引主任者という資格名から「宅地建物取引士」に名称が変更され、士業の一つになりました。「士業」というと、男性が多く活躍するイメージがあるかもしれません。

しかし、宅建士は女性に向いている資格でもあります。

なぜ宅建士が女性向きかと言うと、

  • 不動産の素人相手に丁寧な説明が求められるが、男性より女性の方が顧客にとって優しいイメージがある
  • 事務職的な働き方に近い
  • 女性の方が細かい点に気が回るので、重要事項説明に向いている

などの理由を挙げられます。

このページでは、そのうちの大きな理由について掘り下げます。また、実際の仕事についても触れながら、宅建士としての働き方のイメージを持ってもらいたいと思います。

宅建士の女性が活躍できる理由(1) 女性ならではの気遣い

「親切」「優しい」というイメージが大事

宅建士の重要な仕事に、重要事項説明と言うものがあります。重要事項説明書には、

  • 対象となる宅地又は建物に直接関係する事項
  • 取引条件に関する事項
  • その他
  • マンション等区分所有建物に関する追加事項

が記載されています。

どれも、顧客にとっては知らない事ばかりなので、それらを事前に説明する事を重要事項説明と言います。

内容は簡単・単純ではないうえ、重要事項説明書も字がびっしりと書いてあって難しそうに見えます。ですので、ゆっくり丁寧に説明する事が求められるのは言うまでもありません。その点は、男性よりも女性の方が得意としており、例などを交えながら、顧客に分かりやすく説明することは女性の方が向いているでしょう。

また、顧客から見ても、男性よりも女性に説明してもらった方が「親切」「優しい」というイメージを持ちやすいので、女性の担当者を置いている不動産会社が多いです。

宅建士の女性が活躍できる理由(2) 事務職に向いている

コツコツと正確な仕事が求められる

不動産業界の現場では、営業もしながら宅建士の仕事をすることも多々ありますが、宅建士の仕事はどちらかというと事務職に近いです。例えば、重要事項説明をするためには、重要事項説明書に誤りがないかなどのチェックも欠かせません。書類を丁寧に読み込み、間違えがあれば直さなくてはなりません。コツコツと、正確な仕事が求められます。

顧客を物件に案内したり、希望の物件を探して案内する営業の仕事と比べると、大変地味な仕事でもあります。営業は男性、事務職は女性が多いですが、それはやはり女性がコツコツと正確な仕事をするのに向いているからだと思います。そういう点が、宅建士にも同じように求められるので、宅建士は女性向きなのです。

宅建士の女性が活躍できる理由(3) パートでも優遇

働き方が選べる

宅建業を行なう場合(不動産屋など)は、従業員5名ごとに専任の宅建士が1名以上必ず必要です。だから、宅建士資格を持っていれば、正社員としての求人が多数あります。

それに、近頃は専任の宅建士だけでなく、できるだけ資格を持った従業員が望ましいと考える宅建業者も多くなっていて、資格者をパートで優遇している場合もあります。つまり、正社員でバリバリ働くことも、パートで決まった時間内だけ働くこともできるのが、宅建士の資格を持つメリットです。

女性は、結婚や出産で環境が大きく変わるので、働き方を選べるというのは大きなメリットだと思います。

また、資格手当が出るなど、パートでも他の仕事より優遇されることが多いようです。 どうせ働くのであれば、条件の良いところで働くに越したことはありません。 宅建士の資格を持っていると、週2日程度の出勤でも時給1,100円や1,300円からと、待遇は悪くありません。

長く働きたい女性は、宅建士を取っておくのがお奨めです。

子育てしながら勉強できる?(1) 独学編

独学はよほど強い意志がある人向け

子育てで退職や休職をすると、一見時間が出来たように思えますが、実際は、子供が小さいうちは完全に子供都合の生活になるので、意外と自分の時間は取れないものです。また、時間があっても細切れの時間で、なかなか集中して勉強するのは難しいと思います。

つまり、子育てしながら独学で合格するには、相当強い意志が必要です。合格までの勉強時間は、だいたい200~300時間と言われています。子育てしながらの独学だと、普通の人の1.5倍くらいかかるペースで考えるべきなので、最低でも半年、長いと1年がかりの勉強になるかもしれません。

それでも独学にこだわるなら、まずは時間の作り方を工夫する必要があります。

ある程度まとまった時間で、落ち着いて勉強できる時間は、1日のどこにあるのか探してみましょう。早朝、家族がまだ寝ている時間が、もっとも落ち着いて勉強できる時間かもしれません。強い意志で早起きして勉強する必要があります。

そこまで強い意志がない、頑張れないという人には、通信教育をお勧めします。

子育てしながら勉強できる?(2) 通信編

「耳で聞く勉強」が出来るのがメリット

講義付きの通信講座を選べば、テキストを広げなくても「聞く勉強」ができます。 例えば、家事をしながら講義を聞くことができます。独学でテキストのみなら、料理をしながらテキストを読むということはかなり難しいですが、講義を聞くだけなら難なくできます。

そもそも子育てと家事で時間が限られていますから、「ながら」勉強ができたほうが、ずっと楽になります。

また、細切れの時間であっても、講義があればその講義に沿って勉強していけば良いので、ペース配分が自然とできます。ですから、忙しい人ほど通信講座がお奨めです。また、最近の通信講座は質問サポートも充実してきているので、挫折しそうになったときは相談することもでき、勉強を続けやすい環境になっています。

独学よりは費用がかかりますが、独学に自信がない人にはおすすめです。

宅建士の仕事とは?

具体的な仕事をイメージする

宅建士とは、どんな仕事をするのか整理しておきましょう。まずは、宅建士でないと出来ない仕事です。

1.重要事項説明

前述の重要事項説明です。これは宅建士でなければすることができません。

2.重要事項説明書への記名・押印

重要事項説明は、重要事項説明書を交付して行なわなければなりません。そして、重要事項説明書には、宅建士の記名・押印が必要です。

3.契約書への記名・押印

契約書の交付自体は、宅建業者が行なう義務がありますが、その書面に宅建士が記名・押印しなければなりません。

このように、宅建士で無ければできない仕事は3種類ありますが、実際のところ、こればかりではありません。

他にも、

  • 営業(顧客を物件に案内するなど)
  • 窓口対応
  • 事務作業
  • 電話対応

など、不動産取引にかかわる様々な業務を担っています。ただし、営業は必ず行うわけではなく、分業がはっきりしている会社も多くあります。

ある宅建士の1日

営業も行なう宅建士のケース

10:00 出社
11:00 窓口対応(物件の検索・案内)
12:00 窓口対応(物件の検索・案内)
13:00 昼休み
14:00 顧客を物件に案内
15:00 重要事項説明
16:00 窓口対応(物件の検索・案内)
17:00 窓口対応(物件の検索・案内)
18:00 事務作業
19:00 退社

どのような仕事をするかによって、1日のスケジュールは異なります。これは、街でよく見かける賃貸の仲介がメインの不動産会社のケースです。

この他にも、様々なケースがあるので、どのように働いているのかの事例を知りたい場合は「実務家密着取材」を参考にしてみて下さい。

宅建士の平均年収

年収500万円超えも!

インターネットサイトの「平均年収.JP」によると、宅建士の平均年収は320万円~540万円程となっています。繁忙期は残業が多いため、その分残業代も増します。賃貸の仲介を中心とする会社より、売買中心の会社の方が平均年収は高くなります。中には、フルコミッションと言って完全成果給を取っている会社もあり、実績さえ出せばもっと稼げる業界でもあります。

まとめ

宅建士の資格は、今すぐ使わないとしても持っていて損はありません。女性は結婚や出産で大きく環境が変わるので、将来パートで働きたい、再就職したいと思った時にきっと宅建士の資格が役に立つでしょう。

ですから、時間ができたときに取っておくことをお勧めします。年に1回しか受験チャンスがないのでタイミングが合えば、是非チャレンジしてみましょう。