社労士の名刺 デザインや記載内容は?開業前でも名刺が必要って本当?

更新日:2020年9月3日

社労士試験受験生の皆さんは、社労士の名刺をご覧になったことがあるでしょうか?士業の名刺というと、かっちりとしたお堅い印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実務の現場では個性的でユニークな名刺を見かけることは珍しくありません。

また、社労士開業以前の有資格者の段階でも名刺が必要になることをご存じの方は、そう多くないかもしれません。

「社労士の名刺」をテーマに、試験合格後をイメージしてみましょう。

  • 社労士の名刺デザインに、特に決まりはありません。
  • 初対面の人に名前と顔を覚えてもらいやすいよう、写真や似顔絵をのせた名刺も目立ちます。
  • 社労士の名刺の記載内容は、事務所名、役職、氏名、事務所所在地、電話番号、FAX番号、メールアドレスといった、あくまで基本的なものです。
  • 社労士マークを名刺に入れるかどうかは、個々の好みによるところと言えます。
  • 晴れて社労士試験に合格したら「合格者名刺」を作成、活用しましょう。

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目次

社労士の名刺 デザインは?記載内容は?

勤務社労士であれば基本的には所属する会社の名刺を使うことになりますが、開業社労士になればご自身で名刺を準備する必要があります。ここでは、社労士の名刺に記載しなければならない項目やデザイン等、社労士の名刺にまつわるルールを解説します。

社労士名刺のデザインは様々 顔写真入りも多し

結論から言えば、社労士の名刺デザインに、特に決まりはありません。よって、どのような名刺を携えるかは、社労士自身の個性が色濃く反映される部分と言えます。

例えば、モノクロのごく一般的なシンプルな名刺を活用する方もいれば、イラスト等でユニークにデザインされたものや、折りたたみ式でたくさんの情報を記載できるものを使っている方も少なくありません。また、初対面の人に名前と顔を覚えてもらいやすいよう、写真や似顔絵をのせた名刺も目立ちます。

社労士名刺の記載は「裏面」で勝負!

社労士の名刺の記載内容は、事務所名、役職、氏名、事務所所在地、電話番号、FAX番号、メールアドレスといった、あくまで基本的なものです。ただし、裏面の記載内容に工夫を凝らし、差別化を図る名刺を多く見かけます。

具体的には、専門分野や注力業務、自己紹介、メッセージ等を記載しているケースがあります。ごく一般的な事務所情報のみの名刺は、人の記憶に残りません。だからこそ、「+α」をアピールできる名刺を活用する方が多いのです。

実際のところ、開業社労士で裏面白紙の名刺はあまり見かけません。皆さんなら、どんなことを書くでしょうか?

社労士のマークは名刺に入れるべき?

社労士の名刺の中には、菊の花の中央に「SR」が記された社労士徽章のデザインが施されたものが多く見られます。

この点、一般的には「社労士の名刺であればマークを入れなければならないのでは?」と思われる方も多いようですが、実は社労士会としてそのようなルールはありません。事務所のロゴマークがある場合にはそちらを入れる等、社労士の名刺は比較的自由度高くデザインできます。

ただし、都道府県社労士会協同組合に依頼すると、マーク入りの名刺を作成することも可能です。社労士マークを名刺に入れるかどうかは、個々の好みによるところと言えます。

社労士有資格者になったら名刺を持つべし

さて、ここまでは開業後の社労士の名刺について解説しました。ところが、これから社労士試験に挑戦する皆さんが、まず作成することになるのは、おそらく「合格者名刺」です。

「資格を持っているだけでなぜ名刺が必要なのか?」と感じるかもしれませんが、これが意外にも合格後の必携ツールとなることを心得ておく必要があります。

社労士の合格祝賀会や開業前の準備で名刺が活躍

社労士試験合格後、合格者名刺が活躍する場面は多岐に渡ります。例えば、社労士資格予備校で合格祝賀会が行われる場合は、合格者同士、来賓や講師等と挨拶を交わす際に名刺が必要になります。

開業前なので今勤務している会社の名刺で良いのではないかとも思われますが、社労士の資格取得が会社の業務外活動であることから、合格者名刺を使っている方がほとんどです。その他、有資格者向け研修会や社労士会主催の事前指定講習等でも、合格者同士で名刺交換が行われます。

つまり、社労士試験の合格者名刺は、社労士登録以前の人脈作りのために幅広く用いられているのです。

いわゆる「その他登録」の社労士名刺はどうする?

社労士登録後には、開業社労士や勤務社労士としての名刺を準備し、活用することになりますが、社労士業務を行わないいわゆる「その他登録」の場合はあくまで「合格者名刺」を使い続けることになります。なぜかといえば、その他登録では、対外的に「社労士」の肩書を名乗ることができないからです。

とはいえ、その他登録に名刺は必要ないと言えるかといえば、必ずしもそのように断言することはできません。その他登録であっても、将来的な開業を見据えている方であれば、支部の研修会等に参加する際には積極的に合格者名刺を人脈作りに活用するのが得策です。

まとめ

  • 社労士の名刺作成にルールはなく、自由度高く個性を活かした名刺を携えることができます
  • 社労士の名刺の記載事項について、表面は事務所情報が中心のごく一般的な内容となりますが、裏面で事務所がご自身のアピールポイントを掲げることができます
  • 晴れて社労士試験に合格したら「合格者名刺」を作成、活用しましょう
  • 「合格者名刺」は、社労士開業以前の人脈作りに幅広く活用できます

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この記事の監修者は
小野賢一(おの けんいち)

「そうだったのか!」という驚きや嬉しさを積み重ねましょう
【出身】北海道
【経歴】横浜国立大学大学院国際社会科学府修了。社会保険労務士、日商簿記2級等の資格を保有
【趣味】楽器演奏
【受験歴】2022年社労士試験初回受験、合格
【講師歴】2023年よりフォーサイト社労士講座講師スタート
【座右の銘】昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう
フォーサイト公式講師X 小野賢一@社労士専任講師

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