宅建の窪田講師の言葉で最後まで逃げずにやりきれました!

性別女性
年代20代
試験年度2019年(令和元年度)
エリア福島県
勉強時間300時間
勉強期間3ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問,模試
商品テキスト,問題集,費用,口コミ
受験回数5回目
ダブルライセンスFP
学習スタイル通学
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■受講理由

 現職の住宅会社営業職は、新卒入社してから8年目の今まで在籍しています。

会社では、課長職以上が取得義務となっているものの、入社一年目から、なんとな~く記念受験すること、早5回。2019年も受験はしないと上司に怒られるので、一応受験申し込みはしていました。

それが、今年の8月1日に、ふと『このままでは自分のスキルが足りない!もっとレベルアップしなくては・・・!!』と思い立ち、本気で宅建取得に臨むことを決意(半ば、晩酌しながらの勢いもあり)。

通学式講座に行く時間も費用もなかったため、口コミサイトを調べまくり、一番評判の良かったフォーサイトを見つけました。

 最初は、聞いたことがない教材会社だったので、「大丈夫かな?」と、怪しんでいたのが

正直な感想です。ただ、申込してからすぐに教材も届き、自分専用のサイトURLもメールで届いたので、「せっかく申し込んだのだから、とことんやりつくそう!」と腹をくくったのが、受験まで既に3か月を切った8月4日のことでした。



■講座スタート

 まずは、教材会社が推進する通りの流れに素直に従おうと思い、「勉強スケジュール」を作成しました。一週間のうちに割り当てられる時間配分を入力して、逆算していつまでにここまで終わっているように、という目安ができたのが、一番の成功要因だったと思います。

 通常業務を終えて自宅に帰るのが9時過ぎ、一人暮らしなので自炊洗濯色々すると、勉強始めるのが10時。私の昔からのリズムで、睡眠時間がある程度確保できないとストレスが溜まるので、遅くても夜中の1時には終えるようにしました。

 その分、通勤時間の片道30分の行き帰り、昼食時間、外回りの移動時間は、スマホから1.5倍速でひたすら流し続けました。最終的には一つの動画につき6、7回は聞いていたと思いますが、「この話の次はあの話だな」くらい覚えました。

 周りにも宅建の勉強をしている社員もいたので、焦りはありましたが、サイトが掲げるスケジュールにしっかり沿ってこなせたので、途中からは何も気にならなくなりました。



 それと、お恥ずかしながら私は晩酌が日課で、それも大事なストレス発散でした。受験に向けて禁酒をしたら、それこそ心が折れると思ったので、毎日「今日は11時半までやったら1本飲もう!」と決めて、プチご褒美を自分に与えて、達成感を味わうようにもしました。

 

■いよいよ過去問、間に合うか・・・

 動画を一通り見終わって、テキストで復習したり・・・としているうちに、9月に入ろうとしている時期になりました。このころにようやく過去問1回目を解き始めました。さすがに遅いかなと感じました。

 過去問を解いてはテキストと動画でわからないところを復習し、配布サイトの確認テストを、満点になるまで解き続ける、というルーティーンの9月上旬。ようやく過去問1週終わった時の感想は、「不正解だらけ、わからないところだらけ・・・大丈夫だろうか・・・」

とさすがに不安に襲われました。ただ、やりきる覚悟をはじめにしたので、フォーサイトの宅建講師の窪田先生の「試験は受かるかあきらめるかのどちらか」という言葉を支えに、とにかく逃げずに解き続けました。

 二週目が終わったのが9月下旬ギリギリ。不正解も減りつつも、この頃受けた模試は31点。「どうしよう、これではやばい」と本気で思いました。5問免除なんてもちろん受講してないので、私の力そのもので得点しなくてはいけないのに・・・。そこで「試験は受かるかあきらめるかのどちらか」だけではなく「絶対に45点以上取る」という目標を自分に課しました。

ここからが最終の追い込みでした。



■過去問3週目と模試で精一杯

 さすがに8月に入ってから本格勉強スタートなので過去問はやれて3週が精一杯でした。3週目が終わったときは既に10月2週目。あとは模試と前年の宅建試験と同じ内容のものをやり、残りは、不正解が続いた苦手な問題を再度確認の日々。この時期は、宅建試験を受けてる最中の夢を5回くらい見ました。すべて答案用紙に書き込んでるばかりの夢で、一度も「合格したー!」という喜ぶ夢がなかったので、無駄に不安になりました。ただ、試験間近になったときに来たメールだったか、教材テキストの一文だったかは忘れましたが、「ここまでやってきた自分を信じて」という一文で、最後のひと踏ん張りで粘ろうと思いました。



■試験前日

 試験前日は、土曜日のこともあり、打ち合わせが立て込み休みも取れず、帰りも遅くなりました。本番の午前中も打ち合わせして、ギリギリに試験会場に向かわなければいけなかったので、時間など取れません。なので、前日は、本当に苦手なページだけ見て、あとはいつも通りの過ごし方をしました。もちろん晩酌です。「今日はリラックスしよう、これまでを振り返って自信をつけよう」と決めました。布団に入ったのも、潔いほど早い時間だったと思います。



■試験当日

 試験本番は時間にも無事に間に合い、着席。呼吸を整え、精神統一・・・も難しく、心臓がかなりバクバクしていました。これまでの受験でこんなに緊張したことなどありませんでした。試験がスタートしてからも問題を解いている間に感じたのは、過去問を家で解いてる時は冷静で「ああ、この問題も解けるようになった。自分も成長したな」なんて思いましたが、さすがに試験の時は緊張が勝ち、余裕がないの一言でした。ただ、問題の解く順番もアドバイス通りに後ろからやり、苦手な民法を最後にして解いていると、なんと、一通り解き終わった後も見直しが2回できるくらいに時間に余裕がありました。不思議な感覚でした。試験終了間近は、ひどく落ち着いていた気がします。



■自己採点

 自己採点ができたのは、打ち合わせが一段落した19時くらい、会社に事務所のパントリーで行いました。自己採点用の赤ペンを机から出して回答と問題集を手にした時は緊張のあまり、手が震えました。上司には「緊張するほど本気でやった証拠だ」と笑われました。

自己採点の結果は、43点でした。夢かと思い、3回くらい見直しました。この合格体験記を作っている瞬間も、その時を思い出して緊張するくらい、当時はびっくりしました。「絶対に45点を取る」と目標にしていたので、及ばずでしたが、まさか本当にそこまで取れるとは自分でも思っていなかったので、本気で頑張ってよかったと思いました。涙が出ました。民法が1問しか間違わなかったのが、嬉しかったのを覚えています。



■結果発表

 12/4の9時半になってすぐに合格発表サイトを確認。マークシートミスや名前書き忘れもなかったようで、スマホの画面には「合格」の二文字。安堵と喜びと夢みたいなのと、不思議な感覚でした。

 入社してから「宅建だ、宅建を取れ」と言われ続けるも、周りの同年代の人は持ってないし、まだまだ先の話だろう、と雲の上のような位置づけで思っていた宅建。ただ、何かが降りてきたのか、8/1に「本気でやってみよう!」と思えたこと、そこでフォーサイトさんに出会えたこと、これが全てだと思っています。私の、通学型の拘束されるのが苦手な性格と、割り当てられる時間もまちまちになるリズムを考えても、本当に勉強しやすかったですし、内容もとにかく受験の実践に即した内容でわかりやすく、確認テストや動画配信など、飽きない勉強方法も私に合っていました。あの内容とクオリティでバリューセット6万円弱は、本当にいい買い物をした!と思っています。

 窪田先生、フォーサイトの皆様、本当にありがとうございました。この教材に出会ってなければ、資格取得はもちろん、「本気で取り組めばできる」「やるからには楽しんでやる」「目標は達成するか諦めるか」とうことも学ばせて頂きました。

 FP取得も考えているので、その時はまた皆様にお世話になります。

 本当にありがとうございました。

 これから取得される方にとっても、取得だけでなく、勉強時間そのものが充実した時間となりますことをお祈りしております!
0おめでとう

宅地建物取引士の合格体験記


※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る